新日本製薬、社員の実質賃金を5%引き上げ
新日本製薬株式会社が、正社員の実質賃金上昇率を昨年に引き続き5%以上引き上げることを発表しました。この取り組みは、社員487名を対象にした決算賞与の支給を含み、企業の長期的な成長の一環として位置づけられています。この施策により、社員の安心と働きがいを高めることを目指しています。
持続的成長を追求する人財資本経営
新日本製薬は中期経営計画「Growth Next 2027」に基づき、企業の成長に欠かせない「人財資本経営」を推進しています。「企業の財産は人である」という考え方に基づき、社員一人ひとりのエンゲージメントや価値を向上させる施策を展開しています。具体的には、経済環境が厳しい中でも社員が安心して働ける基盤を整えるため、賃金引き上げを実施しました。
Well-being経営の概要
新日本製薬の基本戦略の一つとして掲げられているのがWell-being経営です。「私たち一人ひとりが健やかに、毎日笑顔で自分らしく。」というコンセプトのもと、社員がより豊かに働くための環境を整える取り組みが進められています。社員の働きがいや健康、生活の質を向上させるための具体的な施策も導入されています。
具体的な施策の紹介
1.
永年勤続表彰
社員が長年にわたり貢献したことを評価し、特別休暇や記念品として旅行券(10万円以上)を贈呈します。
2.
自己研鑽制度
自己研鑽を積むための学習に必要な費用(年間5万円)を会社が負担する制度があります。これにより、社員のスキル向上をサポートしています。
3.
育児介護休業規定の拡充
社員がライフイベントと仕事を両立できる環境を整えるため、育児や介護に関連する制度の改定を行いました。2025年4月には休業期間の拡充や短時間勤務の適用範囲の拡大が実施され、働きやすい職場環境を目指します。
企業情報
新日本製薬株式会社は、1992年に設立され、福岡市に本社を置く企業です。化粧品や健康食品、医薬品の企画・販売を行っており、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。代表取締役社長CEOの後藤孝洋氏のもと、社員が健康で笑顔に満ちた日々を過ごせる環境づくりに注力しています。
また、同社のウェブサイトでは、最新の業績や施策についても随時更新されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
新日本製薬の公式サイト
新日本製薬の取り組みは、社員の成長と企業の成長を両立させる助けとなることを確信しています。今後の動向にも注目していきたいですね。