埼玉・川越のほうじ茶ロールケーキが誕生!
旅行電子雑誌「旅色」と飲食店を展開するバルニバービがまた魅力的なスイーツを発表しました。「TRAVELING DISH ACTION」の第4弾として、埼玉県川越市の特産品であるほうじ茶を使用したロールケーキが登場。郷土の風味をお楽しみいただける商品です。
このプロジェクトは、地域を活性化するため、各地の食材を使った料理を開発し販売する取り組みです。過去には、島根県や和歌山県、茨城県の特産物を使った料理が展開され、地元の魅力を発信してきました。
川越市とほうじ茶の魅力
川越市は「小江戸」として親しまれ、観光名所も多くあります。その名物の一つが、河越茶。14世紀から栽培されており、狭山茶のルーツとも言われています。小野文製茶という地元の人気店があり、特にほうじ茶は甘くて濃厚な旨味が特徴。お菓子作りにも適した風味が際立っています。
今回は、この河越茶を使用した「ARINCOロールケーキ 川越市小野文製茶のほうじ茶ロール」を開発しました。ほうじ茶パウダーを生地やクリームに使用しており、口に入れる前から立ち上る香ばしい香りが食欲をそそります。バルニバービのシェフも「これ以上ないバランス」と自信を持って推奨する逸品です。
商品への思い
このロールケーキは、約5ヶ月にわたって試行錯誤を重ね、現地視察を経て完成しました。それぞれの材料の特性を活かし、甘さと香りのバランスを追求したことで、川越のほうじ茶の良さを最大限に引き出した自信作として仕上がっています。
現在、この商品はECサイト「CANDLE TABLE」にて期間限定で販売中。ほうじ茶の芳香が広がるこのロールケーキを、自宅で楽しむ機会は貴重です。ぜひ購入して、その風味を体験してみてください。
河越茶についての歴史
河越茶は、実は南北朝時代から栽培されていました。その後、戦国時代に生産が停滞し、江戸時代初期には川越藩によって再度栽培が奨励されました。1875年には狭山製茶会社が設立され、地元の茶文化の復興へと繋がっていきます。そして近年では、NPO法人などの取り組みにより、河越茶や河越抹茶の栽培が再び活発となっています。
地域活性化の取り組み
「旅色」とバルニバービの共同プロジェクト「TRAVELING DISH ACTION」は、地域を元気にするための食を通じた活動です。各地の特産物を使った新たな料理の開発により、地域の魅力を発信し、観光誘致や生産者の支援を行っています。これにより、地域経済の活性化や、持続可能な開発にも寄与しています。
日本各地の食文化を楽しめるこのスイーツは、旅行気分を味わえる素晴らしい体験です。ぜひ、川越のほうじ茶ロールケーキで一休みをしてみてはいかがでしょうか。