地元のパン屋支持が高い都道府県ランキングを発表！あなたの地域は入ってる？

地元のパン屋支持率が高い！都道府県ランキング

株式会社パンフォーユーが行った調査によると、全国の約7割の人々が「地元のパン屋」を推すという結果が出ました。これにより、地域に密着したパン文化の強さが浮き彫りになりました。特に、宮城県が93.3％という圧倒的な支持率でトップに立ち、次いで栃木県が90.9％で続きました。

調査の概要と結果

この調査は、パンスク会員を対象に実施され、回答者の居住地と推薦するパン屋の所在地を比較する形で「地元パン愛」を可視化しました。全体では、有効回答863名のうち609名、つまり70.6％が地元のパン屋を推薦する結果となりました。一方、254名（29.4％）の人々は県外や海外のパン屋を推す「パン旅派」として認識され、travelやSNSで見つけたパンを楽しむユーザーも一定数存在しています。

地元パン愛ランキングTOP10

地元のパン屋を支持する率が高いランキングは以下の通りです（パン屋回答者が10名以上の県に限定）：

1. 宮城県 93.3%
2. 栃木県 90.9%
3. 大阪（府） 83.0%
4. 京都（府） 82.5%
5. 兵庫（県） 80.0%
6. 福岡（県） 76.0%
7. 愛知（県） 75.5%
8. 北海道 72.0%
9. 群馬（県） 70.0%
10. 千葉（県） 68.5%

これらの結果から、特に東北や北関東の地域ではパン文化が深く根付いていることが分かります。また、関西圏でも日常的に豊富なパンの選択肢があるため、多くの人々が地元のパン屋を愛していることが確認されました。

パン旅派の存在

一方で、地元のパン屋だけでなく、県外のパン屋も楽しむ「パン旅派」が目立つ地域もあります。長崎県、埼玉県、神奈川県など、地元のパン屋支持率が比較的低い県では、日常的にパンを楽しむ一方で食への関心も高く、旅行先等で出会った県外のパン屋を探求する姿勢が見受けられます。

東京都は地元のパンを楽しむ人々が72.5％と、全国平均より高い値を示し、バランス型の地域として評価されました。

地元パン文化の再発見を

年末年始や春の帰省シーズンを迎え、調査結果は「地元の隠れた名店」を再発見するための良いきっかけになります。帰省した際には、ぜひ地元で愛されているパン屋に足を運んでみてください。慣れ親しんだ地元のパンの味は、郷愁を誘い、その土地への愛情を再確認する良い機会になるはずです。パンフォーユーは今後も地域ごとのパン文化に関する調査・発信を行い、パン愛好者と地域間の絆を深めていくことを目指しています。