dsm-firmenichが「食品開発展2025」で強調する革新技術
食品業界における革新を追求しているdsm-firmenichが、2025年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2025」に初出展します。この展示会では、健康、味覚、持続可能な未来のための最新技術を紹介し、来場者に体験を通じてその効果を実感してもらえる機会を提供します。
健康寿命を延ばすための新たなアプローチ
dsm-firmenichのヘルス ニュートリション ケア部門は、「ゆっくり歳を重ね、より良く歳をとる」をテーマに据えています。2024年には、日本の65歳以上の人口が29.3%に達し、世界で最も高齢化が進んだ社会となると予測されています。この状況を受けて、dsm-firmenichは「寿命」を延ばすだけでなく、「健康寿命」を延ばすことに重きを置く必要があると考えています。シニアセールスディレクターのフランシスコ・デミンゴは「私たちが注目すべきは、どれだけ長く健康でいられるかだ」と指摘します。
特に注目すべきは、画期的な「DO-Health研究」です。この研究では、藻類由来のオメガ3やビタミンD3を日常的に摂取し、自宅での簡単なエクササイズを組み合わせることで、生物学的老化の速度が3ヶ月以上遅れることが示されています。展示ブースでは、この研究で使われた成分を基にした健康ソリューションを楽しく体験できる機会があります。たとえば、藻類由来のlife’sOMEGA 60やQuali-Dなどがその一部です。
テイストテクスチャ部門の進化
dsm-firmenichのテイスト テクスチャ ヘルス部門は、健康と美味しさの両立を追求しています。フレーバーはその性質上、温度や湿度、光などの影響を受けやすく、安定性が求められます。ここで活躍するのが、最先端のカプセル化技術です。この技術は、フレーバーの耐久性を高め、最大限の味覚インパクトを実現します。日本フィルメニッヒ(株)の新井祥晃社長も、このポートフォリオの優れた性能を強調しています。
ブースでは、爽やかなライム風味のウェルネスドリンクや、革新的なスナックを紹介し、来場者には実際に試食を通じてこの技術の恩恵を体感してもらいます。
スピーカーセッションのラインアップ
展示会中には、dsm-firmenichの専門家による興味深いスピーチが行われます。10月15日には「FloraGLOルテインの安全性に関するプレゼンテーション」があり、10月16日には、日本人の健康意識調査に基づいた機能性素材の提案が予定されています。特に、「藻類由来オメガ3」の老化プロセスを遅らせる新エビデンスは、多くの来場者が興味を持つ内容でしょう。
dsm-firmenichの展望
dsm-firmenichは、栄養、健康、美容分野でのイノベーションを推進し、より良い未来を築くことに尽力しています。スイスとオランダを拠点とし、グローバルに約60カ国で事業を展開。進化した栄養素やフレーバー、香料を世に送り出し、持続可能で健康的な暮らしを支えています。来場者は、展示会のブース4-037でこれらの革新技術と共に未来の健康と栄養について直接やり取りできる貴重な機会を得ることができるでしょう。
さらに詳しい情報は、
dsm-firmenichの公式ウェブサイトをご覧ください。