名門ベルリン交響楽団、日本ツアーに迫る!
2年前、ベルリン交響楽団が日本で行ったツアーは各地で完売となり、多くのファンに感動を与えました。その名門オーケストラが再び日本の舞台に戻ってきます。指揮者でありオーボエ奏者のハンスイェルク・シェレンベルガーと、注目のピアニストでYouTuberの石井琢磨の特別対談が、今まさに話題を呼んでいます。
日本のファンへの思い
シェレンベルガーは、日本での前回の経験がとても印象的だったと述べています。「熱心な聴衆と素晴らしいホールでの演奏は、私にとって非常に幸せな体験でした」と語っています。今度のツアーでは、シューマンのピアノ協奏曲を演奏し、その後にベートーヴェンの楽曲をプログラムに加える予定です。「ドイツの音楽の真髄を日本の皆さんにお届けできればと思います」と意気込みを語ります。
一方の石井は、シェレンベルガーとの共演を心待ちにしています。「ウィーンに住んでいたこともあり、ベルリンの音楽シーンにも深い想いがあります」と話し、シューマンのピアノ協奏曲についても言及。「1年前から準備を進めてきたので、早く演奏したい気持ちでいっぱいです」と期待を寄せています。
特殊な音楽的共鳴
対談の中で二人は、音楽に対する共通の理解を示しました。シェレンベルガーは、初めてベルリン・フィルで演奏した時のことを振り返り、かつての音楽監督カラヤンの言葉を引用。「あなたとは似た感覚で音楽を作ることができると感じた」と言われたことが、今も心に残っているといいます。
石井は、このような話を聞くことで自身の演奏にさらなる刺激を受けると感動を表現。「偉大な音楽家たちと同じシチュエーションで演奏できることは光栄です」と強調しました。
原点に戻るシューマンの音楽
シェレンベルガーによると、シューマンのピアノ協奏曲は元々「幻想曲」として書かれた楽曲で、彼の音楽的天才が色濃く表れているとのこと。「ピアノとオーケストラが調和し合う演奏を心掛けたい」と石井は述べ、その意気込みにシェレンベルガーも賛同しました。
高まる期待、そしてサプライズ
対談当日は、突如として行われたサプライズもあり、視聴者をひきつける様子が生配信されました。この貴重なやり取りは、石井の公式YouTubeチャンネル「TAKU-音 TV たくおん」で視聴可能です。
6月に始まるツアーは、徳島を皮切りに全国各地で開催されます。「クラシック音楽を、もっと多くの人に身近に感じてもらいたい」と語る石井。シェレンベルガーとともに、美しい音楽を届けることを心に誓います。
今回のツアーに向けて、彼らの情熱と期待が高まっています。デュエットの魅力をぜひ会場で体感してみてください!