応援フェスタ開催
2025-08-28 10:12:22

シングルファミリー応援フェスタで衣服を通じた支援の輪が広がる

シングルファミリー応援フェスタで広がる支援の輪



2023年8月24日、大田区大森にある男女平等推進センター「エセナおおた」で開催された「シングルファミリー応援フェスタ」は、多くの家族に希望と喜びをもたらしました。このイベントは、株式会社TSIホールディングスが、シングルファミリーの生活を支援するために衣服を提供し、特定非営利活動法人ジェンダー平等Labotaとファーストリーチプロジェクトが主催しています。

今回の支援には、児童養護施設を中心に活動している公益社団法人「いちご言祝ぎの杜」も関わり、約300点もの衣服と雑貨が提供されました。この取り組みは、貧困の撲滅やジェンダー平等の実現、社会の不平等の解消を目指すSDGsの目標に基づいて行われたもので、着用には問題ないが出荷できない商品を大切に活用しています。

イベント当日、会場には家族向けのさまざまなアクティビティが用意されました。「絵本読み聞かせコーナー」や「大型かるた取り」、さらには「卓上カーリング」や「オリジナルアクセサリー作り」、「子供向けヘアアレンジコーナー」が設けられ、子供たちの笑顔が絶えませんでした。親たちにとっても、心身をリフレッシュできる「ハンドマッサージ」や「メイク体験」、「リフレクソロジー」、「タロット占い」といったコーナーがあり、疲れを癒す絶好の機会となりました。

イベントの締めくくりには、音楽コンサートが開催され、参加者たちの心を温かく包み込みました。家族の笑い声が会場内に響き渡り、温かいコミュニティの一体感が感じられました。さらに、自立支援を目的とした「キャリア相談コーナー」や「生活相談コーナー」では、経験豊富な相談員が参加者一人一人と向き合い、支援を必要とする声に応える姿が印象的でした。

TSIホールディングスの代表、下地毅社長は、「特にシングルファミリーの親御さんは、自分のことを後回しにしがちです。中でも母子家庭の半数は貧困状態にあると聞いています。私たちの企業として、ファッションの力を使って、彼らに少しでも夢やときめきを提供したいと思っています」と語りました。

また、「いちご言祝ぎの杜」の執行理事、市ヶ坪さんは「素敵な洋服を提供いただき感謝しています。提供された洋服は、参加した女性たちにとって、単なる衣服以上の意味を持っています。このイベントは、彼女たちが自分を見つめ直し、エンパワーメントを図る貴重な機会です」と述べました。

このように、「シングルファミリー応援フェスタ」は、ファッションが持つ力や支援の大切さを強調する素晴らしい場となりました。今後もつながりを深めながら、さまざまな支援を広げていくことが期待されています。


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