未来の推し活
2025-07-22 12:57:56

未来の推し活を更に彩る!OXYTRONとソニーの3Dプロモーション技術

OXYTRONが開発した3Dプロモーションの新たな試み



愛知県名古屋市の株式会社OXYTRONは、ソニーの空間再現ディスプレイ(SRD)を活用し、新たな3Dプロモーションの可能性を探る概念実証(PoC)を行いました。これは東海地区最大級の無料アイドルフェス『RAD JAM』にて実施され、大きな注目を集めています。このプロジェクトは、「推し活市場」における3Dコンテンツとリアルイベントとの融合を目指した先進的な取り組みです。

3Dライブ映像の実現



このプロジェクトではまず、OXYTRONが開発したリアルタイム3Dライブ体験が特徴です。SRDを用いて当日のアイドルのパフォーマンス映像を3D化し、数分後には即座に来場者に届けられました。これは特にステージと観客の奥行き感を立体的に再現し、共演者たちがまるで目の前にいるかのような臨場感を提供しました。今後はオンライン配信との同時接続によるさらなる展開も考えています。

ウェルカムメッセージとリアルな体験



会場の入口には、4台のSRDを連結した等身大ディスプレイが設置され、出演グループからのウェルカムメッセージが3Dで表示されました。さらに、RAD JAMの公式アンバサダーとしてOXYTRONが開発した3Dアバターも登場し、来場者に対して高い没入感を実現。実際に出演者に似たアバターとの対面もあり、多くのファンが歓喜しました。

3Dアバターの制作



本プロジェクトでは、10グループから合計46名分の3Dアバターが制作され、それぞれのグループの個性やビジュアルを忠実に再現しています。ファンは自分の推しと3Dで対面することで、より近い距離での交流を楽しむことができました。このような新しい体験が大きな反響を呼び、イベントに参加した多くの人々からも熱狂的な支持が寄せられました。出演メンバーたちも、自分自身のアバターとの対面に驚きと喜びを隠せない様子でした。

SRD技術とその可能性



空間再現ディスプレイ(SRD)は、ソニーが開発した独自の技術で、専用のゴーグルを使用せずに裸眼で立体映像を視認できるのが特徴です。視線認識とリアルタイムレンダリングにより、観る人の視点に応じた立体的な映像が楽しめるため、まるで実在するような奥行き感を感じることができます。このプロジェクトで使用された「ELF-SR2」は、広い表示領域で自然な立体表現を可能にし、エンターテインメントをさらに高めています。

RAD JAMイベントについて



『RAD JAM』は、RAD LIVE株式会社が主催する東海地区最大級の無料アイドルフェスで、2020年から始まり約100組のアイドルグループが参加する日本屈指のイベントです。2025年にはAichi Sky Expoで開催が予定されており、2日間で1万人以上の来場者を見込んでいます。

OXYTRONの未来の展望



OXYTRONはこの成果を踏まえ、エンタメ業界に向けたSRDの商用モデルの構築を目指しています。また、今後のアイドルやアーティストとの連携にも力を入れ、3D技術とリアルイベントの融合を進めていく予定です。

このように、OXYTRONの先駆的な取り組みは、今後のエンターテインメント市場において大きな変化をもたらすことでしょう。若い世代のファンにとっても格別な推し活体験を提供することが期待されています。


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