兵庫県小野市の新たな魅力が詰まった『とまと甘酒』
流通科学大学と小野市が力を合わせて開発した新しい特産品、『とまと甘酒』が話題になっています。この商品は、地域創生を目指すレッドホースコーポレーションから生まれ、ふるさと納税の返礼品としても登録されています。今回はこの新特産品の魅力に迫ります。
『とまと甘酒』の誕生背景
『とまと甘酒』は、流通科学大学の西村典芳教授が指導するゼミと小野市の協力によって開発されました。この協働プロジェクトは、地元の農産物を活かした新商品の認知拡大を目指す『特産品認知拡大プロジェクト』の一環です。昨年の学園祭や「小野ハーフマラソン」での試飲を通じて、実際の消費者からのフィードバックが取り入れられ、商品改良が進められました。
商品の特徴と味わい
『とまと甘酒』は、小野市産の酒米である山田錦を使用した米麹と、新鮮なトマトを活かして作られています。飲んでみると、トマトの軽やかな甘さと爽やかな酸味が絶妙に調和しており、すっきりとした後味が感じられます。そのため、いつでも手軽にエネルギーチャージができ、スポーツ後にも最適です。また、アルコールフリーなので、お子様でも安心して飲むことができるのが特徴です。
販売と今後の展望
『とまと甘酒』は、6月からふるさと納税の返礼品として各サイトで寄付を受け付け始めています。楽天ふるさと納税を含む8つのサイトで入手可能で、今後は地元のNAKAGAWA FARMの直売所でも販売が決まっています。さらに、流通科学大学のゼミ生たちは、今年度は商品の販売に重点を置き、自ら開発した商品の流通過程を学ぶ予定です。
流通科学大学の西村教授は、『学生たちが消費者の反応を直接感じることで、貴重な学びが得られる』と語ります。このような経験は、留学生にとっても日本の食文化を学ぶ良い機会となり、自国に持ち帰ってさらに発展させることが期待されています。
地域への思いやこれから
NAKAGAWA FARMの中河美重代表は、『地域の自然の恵みを利用し、心を込めてトマトを育てている』と話し、地域の魅力を伝えることの大切さを語っています。『とまと甘酒』はその地道な努力の結晶であり、地域活性化に貢献する一品です。
レッドホースコーポレーションは、ふるさと納税のサポート業務を行いながら、全国50以上の自治体と連携した商品開発を進めています。地域の資源を活かした商品づくりを通じて、地域のブランド化や販路拡大を支援し、地域活性化に寄与するべく努力しています。
まとめ
『とまと甘酒』は、流通科学大学と小野市が生み出した新たな特産品であり、誰もが楽しめる飲み物として広がっています。このプロジェクトを通じて、地域の食文化の保護や活性化に貢献し、地元の魅力を全国に発信していくことが期待されています。これからの展開にも注目です!