特別上映には、岩井監督が手がけた『夏至物語【完全版】』が含まれ、主演にはアイナ・ジ・エンドが起用されています。また、見逃せない作品として、アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門にノミネートされた『Instruments of a Beating Heart』も札幌での初公開が決定。加えて、故・五十嵐威暢氏を追った短編ドキュメンタリー『Unconscious in Creativity — 五十嵐威暢 2022〜2023年の記録』も劇場初上映されます。
特別プログラムでの映画祭の歴史を振り返る
また、20周年を記念して、SSFF & ASIAと札幌の共同企画として特別プログラム「Short Shorts Film Festival & ASIA SPECIAL SELECTION」が用意されています。過去の受賞作や人気作が集まったこのプログラムでは、世界7か国から映画監督や関係者が招かれ、イベントスペースEDiTでは無料トークイベントも行われます。映画や制作に関する興味深い話が聞ける貴重な機会です。
映画祭期間中は、その他にも多彩なイベントが目白押しです。フィルムメーカーズミーティングや、SDGsをテーマにした「Micro Docs for SDGs」の上映会、生成AIに関するトークセッションなど、見て聞いて楽しめる無料イベントが数多く予定されています。これらのイベントを通じて、国際的な映画文化をより深く知ることができます。