健康を意識した新たな試み
2025年1月から2月の間、企業対抗の「野菜摂取推進プロジェクト」が実施されました。このプロジェクトには、オムロン ヘルスケアやカゴメを含む8社の企業が参加し、従業員の健康維持と促進を目指して様々な活動が行われました。結果として、タキイ種苗株式会社が総合優勝を果たしました。
プロジェクトの目的と内容
このイベントの主な目的は、従業員が自らの健康状態を見直し、野菜摂取を促進することです。企業の有志従業員が参加し、次のような取り組みを行いました:
- - 毎週1回、カゴメの「ベジチェック」を使用した野菜摂取量測定
- - 毎日、オムロンの血圧計を使って朝晩2回の血圧測定
- - 毎日の歩数をオムロンの活動量計で計測
- - 野菜飲料を毎日の食生活に取り入れる
- - 事後アンケートを通じて意識の変化を把握
参加企業とその成果
参加企業は以下の通りです:
- - 旭化成ホームプロダクツ㈱
- - ANA X㈱
- - オムロン ヘルスケア㈱
- - 全国農業協同組合連合会
- - タキイ種苗㈱
- - 日本電気株式会社(NEC)
- - ヤンマーマルシェ㈱
- - カゴメ㈱
事後のアンケート結果によると、93%の参加者が「食習慣が変わった」と回答。多くの人が野菜を意識的に摂取するようになったことが明らかになりました。また、73%の人が血圧測定を継続する意向を持つようになりました。
具体的な数値の変化
参加者の平均「ベジチェックスコア」は5.98から6.92へ、推定野菜摂取量も300gから350gに増加しました。この数値は、参加者が意識的に野菜を摂取するようになった成果と言えるでしょう。参加者からは、緑黄色野菜を意識して購入するようになったとの声も多く寄せられました。
また、血圧についても、測定を続けることで朝の数値が高いことに気づいた人が多く、全体的に健康意識の向上が確認されました。
存在感を増す健康意識
運動習慣においても、参加者たちは自分の歩数を把握することでモチベーションを高め、活発な生活を送るようになったと述べています。普段の生活においても、野菜中心の食事が意識的に選ばれるようになりました。これにより、体調の改善や気分の向上を実感する人も多いようです。
総じて
この「野菜摂取推進プロジェクト」を通じて、企業が一丸となって健康促進を図る姿勢が強調されました。今後もカゴメを始めとする企業が、さらなる健康づくりに向けて努力することに期待が寄せられています。この取り組みは、単に健康を促進するだけでなく、企業文化の一部としても大きな意義を持つでしょう。