こんにゃく革命のうどん
2025-08-27 09:30:31

こんにゃくが革新!植生防災食「NINZIA BOSAI うどん」の魅力

ニンジャが取り組む新しい防災食の形



防災食の概念を変える取組みが、大阪・関西万博で発表されました。株式会社NINZIAが開発した「NINZIA BOSAI うどん」は、完全植物性でグルテンフリー、しかも「のびない」特徴がある缶詰のうどんです。この新たな防災食は、美味しさと健康を両立させ、さらに食料廃棄の問題に挑戦しています。

開発背景と社会的意義


近年、SDGsやESGについての意識が高まっている中、自治体の食糧備蓄の実態には驚くべき数字があります。実は、全備蓄量の約4分の1が消費期限切れで廃棄されてしまうのです。この問題に対して、多くの企業や自治体は、在庫の入れ替えを行う「ローリングストック」を推奨していますが、消費期限の近い食品をフードバンクに寄付する受動的な対策に留まっています。

そこでNINZIAは、防災食としての機能と、普段の日常でも楽しめる味わいを兼ね備えた「NINZIA BOSAI うどん」を開発しました。このうどんは、常温でも油脂が劣化しにくい特性を持ち、さらには独自のテクスチャエンジニアリング技術により、「のびない」麺に仕上げられています。これにより、水やお湯が無くてもそのままで食べることが可能となりました。

監修された製品の特徴


1. のびない専用麺の実現


NINZIAの開発チームは、こんにゃく由来の食物繊維とテクスチャエンジニアリングを駆使し、高圧下でも形を保つ「のびない麺」を成功させました。これは、一般的なうどんの食感を保ちながらも独自の風味を得たものとなっています。

2. 完全植物性の特製関西風うどん出汁


幸海ヒーローズのサステナブル昆布と不二製油の植物性だし「MIRA-Dashi®」を用いて、動物性素材を一切排除した関西風のうどん出汁を実現。この出汁は、深い味わいと豊かな香りをもたらします。

3. グルテンフリーの配慮


今後の量産を予定している「NINZIA BOSAI うどん」は、すでに小麦を使用していない完全植物性の麺を使用しており、多くの人々が安心して楽しむことができます。グルテンフリーという特性も付与されているため、様々な食事制限を持つ方にも配慮されています。

共同開発のパートナーシップ


  • - 株式会社NINZIA: こんにゃくの食物繊維に注目し、新しい食の形を提案する企業で、人々の健康を支える食文化を形成しています。
  • - 不二製油株式会社: 70年以上の歴史を持ち、植物性素材を駆使して満足感のある食体験を提供する技術者です。
  • - 幸海ヒーローズ: 環境再生型の昆布養殖を行い、ブルーカーボンを吸収しながら持続可能な食の生産を目指しています。

このように、「NINZIA BOSAI うどん」は防災食の新たなスタンダードとして、今後の展開が期待されます。私たちの生活を様々な形で支える新しい味の冒険がここに始まります。たった一缶が、未来の安心をもたらすかもしれません。


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