惜しくも敗れた福岡、静岡との一進一退の攻防を振り返る

2025年10月3日、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンにおいて、ライジングゼファーフクオカはベルテックス静岡との対決に挑みました。結果は、福岡が62対72で敗北。特に注目すべきは、試合の中で見られた選手たちの活躍や両チームの攻防です。

試合の概要

スコア

クォーター	スコア
:-:	:-:
第1Q	13-14
第2Q	15-18
第3Q	12-16
第4Q	22-24
合計	62-72

前半の戦況

試合が始まった第1クォーター、静岡の堅実なディフェンスに手をこまねいている福岡。しかし、新加入の#8青木が見事な3Pシュートを決め、チームの勢いをつけます。さらに、#24バーレルの力強いインサイドプレイが福岡の攻撃の基盤を築くものの、終盤には静岡のアウトサイドシュートに苦しみ、僅差で第2クォーターへ腕を組むことに。

第2クォーターでは、移籍後初の3Pシュートを決めた#32狩野が逆転のきっかけとなり、会場から喝采を浴びます。アギラールや狩野が得点を重ねながらも、シュートの精度にブレーキがかかり、リードを取り返すことができず、静岡に主導権を握られる結果に。それでも、4点差で前半を折り返しました。

後半の苦戦

後半に入ると、福岡はミスが多発。第3クォーターは特に厳しい時間帯が続きましたが、バーレルが安定したインサイドとミドルシュートで得点を重ねます。青木も粘り強いプレーで加点し、反撃の兆しを見せます。しかし、静岡の速攻に対処できず、点差は広がってしまいました。

最終クォーターに入っても、福岡はリバウンドで劣る展開が続きます。アギラールのファウル問題も影響し、試合の流れを変えることができません。その中でも、#23村上がスティールや3Pシュートで観客を沸かせ、逆襲を試みますが、残念ながら流れを引き寄せることができず、惜しい敗北を喫しました。

選手たちの健闘

個々の選手たちのパフォーマンスも光りました。バーレルはGAME1を超える24得点をマークし、ブレーンとしての存在感を示しました。また、アギラールも11リバウンドを記録し、影でチームをサポート。両選手の献身的なプレーが光った試合でした。

コーチのコメント

試合後、福島雅人ヘッドコーチは「選手たちにとって非常に学びの多い試合だった。ファウルの問題もあり、試合はどちらに転ぶかわからなかった。その中でも競り合った」と述べ、選手たちの努力を評価しました。そして、静岡のホームアドバンテージと昨日の敗北の悔しさが、彼らに勝利をもたらした要因であると語りました。

今回の試合は、福岡にとって厳しい結果となりましたが、次回の対戦に向けての貴重な経験となりました。今後の戦いにも期待したいところです。詳しい試合の様子はバスケットLIVEで見逃し配信を視聴できます。