少女たちの未来を支援
2025-07-10 16:32:29

クレ・ド・ポー ボーテとユニセフが少女たちの未来を支援!STEM教育プログラムの成果とは

クレ・ド・ポー ボーテとユニセフによる支援の全貌



クレ・ド・ポー ボーテと国連児童基金(ユニセフ)のパートナーシップは、2019年にスタートしました。その目的は、STEM分野(科学・技術・工学・数学)において、世界中の少女たちに新たな可能性を提供することです。これまでに、延べ1240万人以上の少女たちがこのプログラムによって支援を受けてきました。

STEM分野におけるジェンダー格差の現状



現在、STEM分野における女性の就業者の割合は30%未満であり、日本における現状も悲観的です。世界経済フォーラムの「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2024」によると、日本は146カ国の中で118位という、非常に低い位置にいます。日本の女子は数学や科学の成績が優秀であるにも関わらず、STEM分野の卒業生に占める女性の割合はわずか16%に過ぎません。

こうした状況において、クレ・ド・ポー ボーテは積極的にアクションを起こしています。彼らは、「Skills4Girls」という地域密着型のプログラムを通じて、少女たちにSTEMスキルを教え、ジェンダー格差を解消しようとしています。

「Skills4Girls」と活動内容



「Skills4Girls」は、AIに特化したサイエンスキャンプや、STEMで活躍する女性リーダーとのメンタリングセッションなど、多岐にわたるプログラムを提供しています。これによって、少女たちはSTEMの知識だけでなく、クリティカルシンキング、問題解決能力、リーダーシップスキルを身につけることができます。

この活動資金は、クレ・ド・ポー ボーテの美容液「ル・セラム」の売上の一部から捻出されています。具体的には、1本購入ごとに3米ドルがユニセフに寄付され、これがジェンダー平等のためのプログラムに使われています。資金が5490万米ドルと、民間企業としては最大規模となる支援を行っています。

現地視察と成果



2025年初頭には、クレ・ド・ポー ボーテの代表がキルギス共和国を訪れ、実際にプログラムの成果を視察しました。同国では自然科学や工学を専攻する女子学生はわずか9%しかおらず、「Skills4Girls」は15~17歳の少女たちに基礎知識とリーダーシップスキルを教えることで、未来に向けた明るい選択肢を提供しています。

企業の責任と未来への希望



クレ・ド・ポー ボーテの副チーフブランドオフィサー、川西尚美氏は、「ユニセフとのパートナーシップを通じて、私たちは少女たちの成長を支援しています。教える内容はSTEMの知識にとどまらず、彼女たち自身が社会に変革をもたらす存在になるための力を育てることを目指しています」と語ります。

ユニセフのカーラ・ハダッド・マルディニ氏も、少女たちには世界を変える力があると信じています。「教育とスキルを身につける機会があれば、その力は見事に花開きます」と彼女は強調しました。

世界に広がる取り組み



本パートナーシップは、バングラデシュ、中国、インドネシア、カザフスタン、キルギス、ラオス、ナミビア、ニジェール、ペルー、ウズベキスタン、ベトナムなど、さまざまな国で行われており、ジェンダー平等の実現はグローバルな課題でもあります。

このような取り組みにより、クレ・ド・ポー ボーテは業界の枠を超えて女性たちの未来を切り開く力を持っているのです。

クレ・ド・ポー ボーテの信念は、「肌の美しさへの鍵」を開くことであり、その理念のもと、社会全体をより良くするための努力を続けています。


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