音楽の未来を形にする新しいインイヤーモニター
ドイツのオーディオ機器メーカーbeyerdynamic(バイエルダイナミック)が、新たなインイヤーモニター(IEM)シリーズを発表しました。この最新シリーズは、ステージやスタジオでのプロフェッショナルな用途に特化しており、2025年のNAMM Showにて初披露されます。
新しい音質基準の提案
今回のシリーズには、ミキシング、クリティカルリスニング、楽器やボーカルの用途に応じた特別設計が施されています。これにより、音楽制作やパフォーマンスで求められる高音質と快適さを両立しています。特に、TESLA.11ダイナミックドライバーシステムを搭載し、高音質と業界最小の歪率0.02%を実現しました。最大音圧レベルは137 dBに達するため、従来のインイヤーモニターとは一線を画しています。
人間工学を考えたデザイン
新しいインイヤーモニターは、人間工学に基づいた設計で、数百の耳型データを元に最適なフィット感を提供します。これにより、長時間の使用でも快適さが保たれ、-39 dBの高い遮音性を実現。スタジオやライブ環境でも安心して使用できます。
多様なモデル展開
新シリーズでは、4つのモデルが用意されており、それぞれの用途に最適化されています。
- - DT 70 IE: ミキシングやクリティカルリスニングに特化。コンパクトで持ち運びも便利。
- - DT 71 IE: ドラムやベースに最適で、力強い低音を持ち合わせています。
- - DT 72 IE: ギターやボーカル向けに調整され、詳細感のある高音域を再現。
- - DT 73 IE: クラシック楽器やキーボードに最適。自然な音を忠実に再現します。
耐久性と機能性
これらのIEMは、スタジオやライブの厳しい条件にも耐えるように設計されています。特に、DT 70 IE、DT 72 IE、DT 73 IEモデルはIP68認証を取得しており、最大1.5メートルの水深でも耐水性があります。さらに、専用のキャリーケースも付属し、持ち運びにも便利です。
マーティン・ミラーとのコラボ
特に注目なのが、国際的に評価されているミュージシャン、マーティン・ミラーとのコラボレーションキャンペーンです。彼もbeyerdynamicの製品を愛用しており、この新シリーズを使うことでステージ上でも最高の音質を体験できると太鼓判を押しています。
NAMM Showでの体験
beyerdynamicは、NAMM ShowのホールA、スタンド11702において、新しいDTインイヤーシリーズを実際に体験できるブースを設けています。さらに、アメリカのミュージシャン、コリー・ヘンリーとジーナ・マイルズによる特別パフォーマンスも行われ、参加者には生の音体験が待っています。
beyerdynamicについて
beyerdynamicは1924年の創業以来、プロフェッショナルなオーディオ製品を提供し続け、多くの音のプロに支持されるブランドです。ドイツ・ハイルブロンの自社工場で手作業で製造され、その高い品質が長年にわたり世界中の音楽家たちの信頼を勝ち取っています。
この新しいインイヤーモニターシリーズは、プロフェッショナルのニーズを満たすだけでなく、音楽を愛するすべての人に新しい体験を提供することでしょう。ぜひ、この機会にbeyerdynamicの最新モデルをお試しください!