#ドキュメンタリー #北海道 #北の食景

映画『北の食景』、ついに12月公開

札幌を拠点にしたドキュメンタリー映画『北の食景（Northern Food Story）』が、2023年12月5日（金）から全国で順次公開されることが決定しました。この作品は、北海道の四季と共に生きる料理人たちの姿を映した、心温まる食の物語です。

北海道の食を支える料理人たち

本作は、四人の料理人を主な登場人物として、彼らが生み出す料理に込められた思いや努力を淡々と描いています。北海道の大自然の恵みを元に、彼らが生み出す美しい料理は、食を通じて私たちに命の大切さを教えてくれます。

1. 髙橋 毅（ラ・サンテ）
フランス・ボルドー地方で修行を重ねた髙橋さんは、奥様と共にフレンチレストランを営んでいます。特にホワイトアスパラとミルクラムの時季には、全国から食通たちが訪れる人気店です。

2. 川崎 純之亮（まる鮨）
寿司職人の父の背中を見て育った川崎さんは、東京で修行を重ね、2016年から自身の店「まる鮨」を引き継ぎました。新鮮なネタを使った寿司作りに情熱を注ぎます。

3. 吉田 夏織（AGRISCAPE）
大学卒業後、海外で飲食業に従事し、農業研修を経て、AGRISCAPEの料理長兼農場長として活躍しています。彼女の料理には、自然の恵みに対する感謝の気持ちが表れています。

4. 酒井 広志（味道広路）
大阪での修行を経て故郷の栗山町に帰郷、伝統的な和食を提供する日本料理店を開店しました。彼の料理には地域の特産品がふんだんに使用されています。

第72回サン・セバスティアン国際映画祭にて高評価

本作は、第72回サン・セバスティアン国際映画祭のカリナリーシネマ部門に正式招待され、全ての上映回で満席となるなど、多くの観客から高い評価を受けました。このことは、映画が持つメッセージや料理人たちの姿勢が観客の心に響いた証でもあります。

公式情報・上映スケジュール

映画『北の食景』は以下の日程で公開予定です。

• - 12月5日（金）より

ヒューマントラストシネマ有楽町／シネ・リーブル池袋／アップリンク京都

• - 12月19日（金）より

テアトル梅田

公式Webサイトには、ーチラシや予告編も掲載されており、これからの季節にぴったりな映画の魅力を存分に感じることができます。

公式HP: northernfood.jp
公式予告編: YouTube

上映に寄せられた温かいコメント

元北海道日本ハムファイターズの監督である栗山英樹さんは、本映画について次のように語っています。「自然から学ぶことが多い中で、料理人たちの姿が誰かの幸せにつながることに感謝したいです。」

また、監督を務める上杉哲也さんも「北海道各地を巡り、食と人々の関係を描いたこの映画を通じて、観客が命の大切さを感じ取ってくれることを願っています。」と語っています。

まとめ

『北の食景』は、単なる食のドキュメンタリーにとどまらず、北海道の風土や文化を体現した作品です。心温まるストーリーと美しい映像の数々が、皆様を劇場へと導くでしょう。この冬、ぜひ映画『北の食景』を観に行き、北海道の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

関連リンク

サードペディア百科事典: ドキュメンタリー 北海道 北の食景