海藻界の香りの王様、すじ青のりによる新たな挑戦
共同代表が蜂谷 潤さんと友廣 裕一さんを務める合同会社シーベジタブルが、海藻の香りの王様「すじ青のり」をテーマにした「もっとおいしいすじ青のりプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、シーベジタブルの熱意が込められた新たな取り組みです。様々な企業や飲食店とコラボレーションを行い、海藻の持つ魅力を再発見していこうという目的があります。
すじ青のりの魅力とは?
すじ青のりは、その豊かな香りから“海藻界の香りの王様”として名を馳せています。特にシーベジタブルが生産するすじ青のりは、有名料理人たちの間で“海のトリュフ”と呼ばれ、その希少性と美味しさから注目を集めています。創業以来、彼らはこの海藻の研究と生産に取り組んできました。
近年では、様々な飲食業界のプロたちと連携し、百貨店やホテル、レストラン、さらにはコンビニに至るまで、すじ青のりを生かした料理が提供されるようになっています。この流れを受けて始まったのが「もっとおいしいすじ青のりプロジェクト」です。
プロジェクトの目的と内容
このプロジェクトでは、香り豊かなすじ青のりを起点に、食品開発や限定メニューの展開、体験イベントやギフト商品の企画などを行い、「海藻ってこんなに美味しいの?」「新たな食べ方があったのか!」と感じてもらうための機会を提供します。その結果、海藻全体の可能性を広げることを目指しています。実施期間は2025年6月5日から9月30日までの予定です。
海の再生につながる取り組み
さらに、このプロジェクトの売上の一部は、養殖藻場の育成に還元されます。藻場とは、魚や貝など生き物の生息地として重要な海洋環境で、その再生を通じて海の生態系を豊かにすることが期待されています。シーベジタブルは、より良い海の未来を築くために、食の楽しさと環境への配慮を結びつけています。
持続可能な海藻栽培を目指して
シーベジタブルは、海藻が減少する今、地下海水を利用した陸上栽培によるすじ青のりの生産に成功しました。この方法は、清浄で安定した条件下での栽培を可能にし、障がいのある方や高齢者の雇用創出にも寄与しています。これにより、安定した供給が実現され、伝統的な食文化の復興を図る一環として歓迎されています。
参加企業を募集中!
現在、プロジェクトに参加したい企業やブランドの募集が行われています。飲食業界や食品メーカー、流通業者など、すじ青のりに興味がある事業者の方は、ぜひコンタクトを取ってこのプロジェクトに参加してください。
「もっとおいしいすじ青のりプロジェクト」は、新しい海藻文化の創造を目指し、様々な形で海藻の楽しさを広めていきます。美味しさだけでなく、環境にも配慮した持続可能な取り組みに、皆様の応援をお待ちしております。