東京交響楽団、2025/26シーズンの無料生配信ラインナップ発表

東京交響楽団の無料生配信が新シーズンに突入！

東京交響楽団は、2025年4月から2026年3月までの間、ニコニコ生放送を通じてコンサートを無料で生配信することを発表しました。
この新たなシーズンには、多様な作曲家や編成による魅力的なプログラムが用意されています。

特に注目されるのは、マーラーの交響曲第9番やストラヴィンスキーの「春の祭典」、ベートーヴェンの交響曲第7番などの代表的な作品がラインナップに含まれている点です。
音楽監督のジョナサン・ノットのもと、東京交響楽団が織りなす音楽の世界を、圧倒的な高画質・高音質で視聴可能です。
視聴には会員登録は不要で、タイムシフト期間中は何度でも楽しめます。

6年目を迎えるプロジェクト

この取り組みは2020年の無観客コンサートから始まり、今年で6年目を迎えました。
ニコニコ東京交響楽団、通称ニコ響の設立によって、オンラインでのオーケストラ鑑賞が普及しています。全く新しい鑑賞体験が提供され、多くの視聴者がこのスタイルを楽しんでいます。

特に、各公演では好きな映像を選びながら、視聴者同士でコメントをし合いながら楽しむコミュニティの一体感が話題です。「ニコニコ」の特性を活かしたインタビューコーナーでは、指揮者や団員の感想をリアルタイムで視聴者と共有し、個々のメンバーへの親近感が増しています。

今シーズンのハイライトと配信スケジュール

2025年4月6日の名曲全集第206回に始まり、合計で10の素晴らしい公演が予定されています。特に注目なのは、7月に予定されている川崎定期演奏会でパフォーマンスされるブリテンの「戦争レクイエム」です。その他の公演でも、会場の空気感を生かしながらの迫力ある演奏を楽しむことができます。
また、最後のパフォーマンスとなる2026年3月28日の羽佐田慶太楼の演奏は、特に期待されます。

各公演の詳細なスケジュールは、以下のリンクからも確認できます。

- 名曲全集第206回: 視聴URL（4月6日）
- 名曲全集第207回: 視聴URL（5月17日）
- 名曲全集第208回: 視聴URL（6月14日）
- 川崎定期演奏会第101回: 視聴URL（7月19日）