パリコレ2026-27年秋冬にみる新しいトレンド
2026-27年秋冬パリ・ファッション・ウィークでは、特に「愛着」をテーマにしたスタイルが話題を呼んでいます。このトレンドは、まずミラノ・ファッション・ウィークで登場し、パリでも積極的に展開されています。人気ブランド「クロエ」や「ドリス・ヴァン・ノッテン」は、このムードを巧みに取り入れ、観客を魅了しています。
クロエのアプローチ
「クロエ」は、愛着のテーマに母と娘の関係性を加えた新たなストーリーを展開しています。ここでは、母が娘のために愛用していたアイテムに手刺しゅうを施すことや、逆に娘が母から受け継いだ古い洋服を現代のファッションに取り入れることで、両者の絆を表現しています。これにより、過去と現在が交差するユニークなスタイルが生まれています。また、クロシェやマクラメ編みのブラウス、手編みのニットジャケットなど、個性的なアイテムも多数提案されています。
ドリス・ヴァン・ノッテンの新解釈
一方、ドリス・ヴァン・ノッテンは学生服にインスパイアを受けたデザインを展開しています。リメイクを駆使し、ブレザーやパンツに新たな装飾を加えることで、プレッピーなムードを強調しています。これにより、伝統的なスタイルに新鮮さを持たせつつ、エレガンスの新たな解釈が生まれています。
新たなエレガンスの解釈
加えて、ファッション界ではエレガンスの多様な解釈も進んでいます。自然からインスパイアされた大胆なシルエットや素材使いが見られる一方、他の都市ではあまり見られない若手ブランドが急成長を遂げていることも注目です。彼らの革新性が、大きなトレンドを形成する可能性を秘めています。
TASAKIホールディングスの復帰
リシャール・コラスがTASAKIホールディングスの経営体制を刷新し、新たにラグジュアリー業界に復帰したことも、今シーズンの大きな話題の一つです。コラスは「シャネル」の日本法人での経験を生かし、TASAKIをインターナショナル・ラグジュアリー・ブランドに育て上げるプランを語っています。このインタビューは、ファッション業界において重要な道標となるでしょう。
阪急うめだ本店の新特選フロア
また、阪急うめだ本店では、新たに「HANKYU LUXURY」フロアがオープン予定です。このフロアは、かつて婦人服中心だった空間を大規模に改装して拡張し、エルメスやルイ・ヴィトン、シャネルといったブランドがそろうことになり、多くの富裕層をターゲットとしています。この狙いと、改装後の展望についても注目が集まっています。
HHDBEAUTYヘアデザイナーズコンテスト2026の結果発表
さらに、WWDBEAUTYの「第9回ヘアデザイナーズコンテスト」も見逃せません。今回は過去最多のエントリー数を記録し、審査基準にはヘアデザインだけでなく、メイクやファッションも含まれたトータルバランスが加味されています。これによって、総合的な美の表現が追求されています。
このように、2026-27年秋冬のパリコレクションは、愛着やエレガンス、そして新たなトレンドを融合させた秀逸なコレクションとなっており、今後のファッション界に大きな影響を与えることが期待されています。