地震対策訓練
2025-02-07 15:37:27

南海トラフ地震に備えた炊き出し訓練が名古屋で開催されました

南海トラフ地震に備えた炊き出し訓練が名古屋で開催されました



2023年、名古屋市天白区にて、生活クラブ生活協同組合愛知が主催した炊き出し訓練「あったかごはん食堂」が実施されました。これは、南海トラフ地震への備えとして、地域住民が集まって交流しながら防災意識を高めることを目的としています。生活クラブ愛知は、愛知県内の4つの生協および災害支援を行うNPO法人レスキューストックヤード(RSY)と協力してこのイベントを開催しました。

地域の歴史と教訓を活かした取り組み



24年前、2000年の東海豪雨が名古屋市天白区野並地区を襲い、約2,800世帯が浸水した事例は、今でも地域住民の記憶に生きています。今回の訓練は、当時の教訓を踏まえて災害時の preparedness を高める場を提供することが狙いです。地域の人たちが一堂に会し、みんなで協力し合うことで、災害時に必要なつながりを形成します。

多彩なプログラムをご用意



イベント当日は、約100名の親子連れが参加しました。参加者たちは温かい食事を楽しみながら、新聞紙を使ったスリッパ作りや防災に関するパネル展示を見学しました。炊き出しでは、無塩せきポークウインナーを贅沢に使用した200食分のポトフや、缶詰のコーンを使った炊き込みご飯が振る舞われ、参加者たちの笑顔が会場を彩りました。

地域交流が生む新たなつながり



炊き出しコーナーでは、参加者同士の会話が弾み、健康チェックコーナーやカフェコーナーでも多くの交流が見られました。このように「食」を通じて地域の人々がつながることで、災害時に安心できる関係を築いていくことが重要視されています。

参加者の声



参加者からは、以下のような声が寄せられました。
  • - 「コーンご飯のバターが香り、とても美味しかったです!」
  • - 「災害意識が高まる良い機会でした。」
  • - 「トイレの大切さについての講座がとても勉強になりました。」
これらの感想からも、参加者が防災に対する意識を深めたことが伺えます。

これからの地域貢献に向けて



東日本大震災や能登半島地震の記憶も新しい今、地域でのつながりを深めていくことがますます重要になっています。生活クラブは、今後も愛知県内の5つの生協とともに、防災訓練を継続して行い、地域貢献を進めていくことを宣言しています。

生活クラブについて



生活クラブは、全国に広がる生活協同組合のネットワークで、地域に密着した取り組みを進めています。組合員の健康や安全を第一に考え、持続可能な生活スタイルの実践を目指しています。こうした活動を通じて、地域の活力を高め、皆が安心して暮らせる社会を創造していきます。さらに、地域や世代を超えた循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」の推進にも力を入れ、食、エネルギー、福祉の自給を目指しています。

詳しくは、生活クラブの公式ホームページをご覧ください。


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