新たな視点で描かれる家庭ドラマ
1月11日(土)より深夜に放送される真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」。この作品は、夫婦の日常に潜むリアルな要素を掘り下げる魅力的な内容となっています。主演には、さまざまな役柄を演じることに定評のある風間俊介と、強い存在感を誇るMEGUMIが抜擢されています。
原作は足立紳による同名小説で、彼自身も監督として名を連ねています。足立監督は、自分たちの夫婦をモデルにしたと語り、まさにリアルな家庭を背景にしたドラマであることを明かします。視聴者は、ただのホームドラマとして通り過ぎることができない、複雑で生々しい人間関係を目撃することになるでしょう。
本作のキャラクターについて
風間が演じるのは、売れない脚本家の柳田豪太。このキャラクターは、仕事にも収入にも恵まれず、性欲だけは旺盛というダメ夫です。この設定は笑いを誘いつつも、いかにも現代の家族の問題を反映しているようです。彼の妻、柳田チカ役を演じるMEGUMIは、豪太に対して厳しい言葉を浴びせる恐妻の役。その生々しい会話は、視聴者にとって共感を呼ぶことでしょう。
会見では、風間がこの作品を「ドキュメンタリーのよう」と表現し、各キャラクターの意見がぶつかり合う様子がリアルに描かれていることを強調しました。MEGUMIも「家族というテーマで、ここまで生々しい作品はなかなかない」と興奮を隠しきれませんでした。
撮影の裏話
制作現場では、脚本が監督の実体験から創造されているため、独特の雰囲気が流れています。風間は豪太について「ろくでもない人」と表現しつつも、愛着を持って役に臨んでいる様子が伺えます。また、MEGUMIが豪太を責めるシーンについては、彼女の演技に驚嘆するスタッフの姿が印象的でした。特に彼女が演じる罵倒シーンは非常に面白く、撮影中には「ここまで言うのは日常ではない」と楽しむ様子が見られました。
家族の空気感
足立監督も、現場での雰囲気が「家族っぽかった」と語ります。皆が自由に過ごす時間が多く、互いの距離感を大切にする中で自然と家族の絆が深まってゆく様子が伺えます。特に、MEGUMIが風間にスキンケアのアドバイスをするシーンも見逃せません。美容の知識が豊富なMEGUMIが、まったく美容を気にしない豪太に実践的なアドバイスを行いました。
番組の見どころ
「それでも俺は、妻としたい」の初回は「頼み方が分からない・・・」というエピソードから始まります。ダメ夫には受け入れられない現実が続きますが、その背後にある夫婦の関係性は見逃せません。足立監督が語るように、「1話、2話、3話とちょっと我慢して見ていただければ、この家族の魅力を受け入れられるようになる」とのことです。このドラマがどのように展開していくのか、期待が膨らむばかりです。
放送は毎週土曜の深夜24時55分から、ぜひ注目して見てみてください!
【番組概要】
- - 番組名: 真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」
- - 放送日時: 2025年1月11日(土)スタート
- - 放送局: テレビ大阪 毎週土曜深夜 24時 55分〜
- - 配信: Leminoで1週間独占先行配信、TVerで見逃し配信
- - 出演: 風間俊介、MEGUMI
- - 原作: 足立紳『それでも俺は、妻としたい』
- - 脚本・監督: 足立紳
- - 話数: 30分×12話
公式情報については、
番組HPをご覧ください。