新しいウールの可能性
2026-08-07 12:42:19

「夏もウール」を実現!大阪の老舗ニット会社が試みる新技術とは?

夏もウールを楽しむ新しい時代



大阪に拠点を置く第一メリヤス株式会社は、100年以上の歴史を持ち、ニット製品の製造を手掛ける老舗メーカーです。この度、近畿大学との共同研究によって「タヒボ染めウールインナー」を開発しました。ここでは、夏にこそウールの利点を活かすための新たな挑戦に焦点を当てていきます。

夏のインナーの常識を覆す



多くの人が夏のインナーと聞いて思い浮かべるのは「コットン」ですが、実はそれだけではありません。汗をかく季節は、ただ汗を吸うだけでなく、吸った汗を外に逃がし、服の中を快適な温度に保つことが求められます。その点、メリノウールは優れた吸放湿性を持ち、汗を効果的に逃がすため、登山やアウトドアにも適しています。冬のイメージが強いウールですが、実は夏でも快適に過ごせる素材なのです。

デザインと機能性の融合



第一メリヤス株式会社は、創業以来「本当に良いものを届ける」ことをモットーに、一つひとつの製品の品質を追求してきました。近年では、守りだけでなく新しい挑戦に取り組む姿勢が重要視されています。そこで着目したのが、南米産の樹木「タヒボ」です。従来のウールに新たな価値を加えるため、大学との共同研究を通じて天然染色技術の開発に取り組みました。この技術によって、自然な色合いで染められたウール製品をお届けできるようになりました。

タヒボ染めウールインナーの特長



新しく誕生した「タヒボ染めウールインナー」は、メリノウール100%のやわらかさと、独自の染色技術によるやさしい色合いを兼ね備えています。特に注目すべきは、天然原料による抗菌性です。一般財団法人ケケン試験認証センターの試験により、黄色ブドウ球菌に対しても高い抗菌性能を持つことが確認されています。

未来へつながるものづくり



このような新たな試みに挑戦する第一メリヤス株式会社は、創業100年以上の歴史を持つ企業として、長年培ってきた技術と新技術の融合を求めています。また、Makuakeでの先行販売を通じて、多くの方の意見を取り入れながら、より魅力的な製品開発を行っていく予定です。

「暑い夏も、涼しさを感じるウールファッションを楽しもう」という新たな提案が、次のNIHONTEX時代を築くことを目指しています。

さらなる挑戦への期待



第一メリヤス株式会社は今後も、更なる付加価値商品の開発に取り組み、天然素材や環境への配慮を重視した製品を展開していく方針です。それにより、日本の繊維産業の魅力を広げていくことを目指しています。「守る」と「挑戦する」に向けた姿勢が、これからのものづくりに新しい風を吹き込むことでしょう。


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