洋傘の深い魅力を知るための一冊
2026年3月5日、株式会社小宮商店から『詳しく楽しく学べる 洋傘の教科書 1%以下の洋傘のこと』が刊行されます。日本製の洋傘というと、頻繁に見かけるアイテムではあるものの、その製造過程や歴史、文化的背景などについて知っている人は少ないのではないでしょうか。
日本製洋傘の現状
実は、現在日本で流通している洋傘のうち、日本製の割合はわずか1%以下なのです。この貴重な日本製洋傘の魅力を、多くの人に伝えたいという思いから本書が誕生しました。小宮商店は、「江戸東京きらりプロジェクト」にも参加しており、品質とデザインの美しい洋傘の普及に取り組んでいます。
書籍の内容
本書は、洋傘の基本から始まり、歴史や製造方法、そして職人たちの思いをやさしく丁寧に解説しています。内容は以下のようになっています。
第1章:洋傘を知ろう
この章では、洋傘と和傘の違いや、構造やパーツ、用途といった基礎知識が網羅されています。
第2章:洋傘の中をのぞいてみよう
洋傘の3つの主要パーツ「骨」「生地」「手元」の素材や背景、さらにはそれを生み出す職人の想いも紹介しています。日本の伝統的な織物技術を体感できる内容です。
第3章:洋傘をつくる・育てる・なおす
多くの工程を経て作られる洋傘づくりや、修理とメンテナンスの重要性に触れます。長く愛用できる洋傘を育てる文化についても学べます。
第4章:洋傘のはじまり
洋傘がどのように発展してきたのか、古代オリエントから現代に至るまでの歴史を振り返り、革新の過程を解説。洋傘の持つ役割にも言及します。
第5章:和傘のはなし
日本の和傘について、古代から江戸時代の歴史や技法を紹介。洋傘との違いがより明確に理解できる内容です。
第6章:日本に広まった洋傘
洋傘が日本に伝わった経緯やその発展に関する歴史を解説。明治時代の洋傘の開発と功労者についても触れています。
第7章:技と心をつなぐ
東京都伝統工芸品に認定された「東京洋傘」の伝統や、職人の眼差しや思いを紹介しながら、日本製洋傘の価値を再認識します。
購入情報
本書は小宮商店の公式サイトまたは実店舗で購入可能です。実店舗は東京都中央区に位置し、オンラインでは3月12日からの販売が予定されています。価格は2720円(税込)。
この機会に、日本製洋傘の奥深い世界を知り、手に取ってみてはいかがでしょうか。手にした瞬間、傘の新たな魅力に気づくことでしょう。
【公式サイト】
小宮商店