生協による意見交換会
2025-03-06 11:44:52

生協が連携して食未来を考える意見交換会開催へ

食料・農業・農村基本計画に向けた意見交換会



2025年3月27日(木)、東京都千代田区の衆議院第二議員会館にて、生協団体が集結した意見交換会が予定されています。生活クラブを含む6つの生協が共同で開催するこのイベントでは、「食料・農業・農村基本法」の改正を受けた新しい基本計画の策定に向けて、消費者と生産者の視点から意見を交換します。

生協の意義と取り組み



生活クラブとそのパートナーである東都生活協同組合、コープ自然派、アイチョイス、グリーンコープ、パルシステムは、消費と生産を結びつけることで、持続可能な社会の実現を目指しています。これらの組織は、生産者との連携を深め、資源循環を意識した生活を推進しています。

特に最近では、食料や農業の状況が急速に変化しており、昨年6月には国会で「食料・農業・農村基本法」が改正されました。この改正を基にした基本計画は現在、検討委員会と企画部会で審議中であり、3月には閣議決定が予定されています。しかし、10年先を見据えた計画にはまだ多くの議論が必要だと考える生協は、消費者団体の意見を反映させるため、今回の意見交換会を開催することになりました。

参加方法とプログラム



意見交換会はオンラインと実地のハイブリッド形式で行われ、参加者は組合員や生産者代表からの発言を通じて、幅広い視点の意見を国会議員や農水省に直接伝えることができます。

開催概要


  • - 日時: 2025年3月27日(木)14:00~17:00
  • - プログラム:
- 主催団体からの提言発表
- 農林水産省による回答
- 国会議員からの提言と取り組みについての説明
- 6生協の組合員・生産者代表の発言

この集会では、事前に意見書の提出や政務3役との面談も予定されています。参加は無料で、オンライン参加希望の場合は登録フォームから申し込む必要があります。ウェブ上での登録は3月21日(金)まで可能です。

生活クラブの役割



生活クラブは、約42万人の組合員を持つ巨大な生活協同組合で、その活動内容は生産から廃棄まで安全や健康に配慮した商品を共同で購入することを通じて、サステナブルな生活様式の実現に寄与しています。さらに、地域に必要な福祉や居場所の提供を行うワーカーズ・コレクティブも設立され、300以上の組織が新たに展開中です。

生活クラブの取り組みは、地域や世代を超えて、循環と共生のシステム、いわゆる「ローカルSDGs」を広げています。食、エネルギー、福祉の自給・循環を目指すこの活動は、新たな社会の構築に大きく貢献しています。

詳しい情報は、生活クラブの公式サイトをチェックしてみてください。参加して、食の未来を語るこの貴重な機会をお見逃しなく!


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