狩野英孝がMCを務める『脳汁じゅ〜す』で繰り広げられた笑いの瞬間

狩野英孝が贈る新バラエティの笑いの舞台裏

8月8日（金）、新しい未来のテレビ『ABEMA』で放送された『脳汁じゅ〜す』Season2の第9回では、お笑いの新たな挑戦が繰り広げられました。この番組でMCを務めるのは、ユニークな視点で注目を集める狩野英孝さん。今回の企画は「時代錯誤ネタアリナシ委員会」。オフな感覚で見られがちな過去のネタを引っ張り出し、現代に通用するのかを検証します。

芸人たちの真剣勝負

出演者には、オダウエダをはじめ、大吟醸、サツマカワRPG、森本サイダーなど、個性豊かなメンバーが揃いました。彼らはそれぞれ、過去にコンプライアンスが問題視されたネタや、時代の流行に合わないものを堂々と披露しました。特に注目すべきは、オダウエダが挑戦した「帰り道」というコント。松茸やウインナー、不審なおじさんを絡めたストーリーが展開され、審査員からは「時代錯誤」との評価を受けてしまいました。

一方で、はっと驚かされたのがサツマカワRPGの挑戦。彼は大物芸能人をネタにしたシーンを見せ、強制終了という形に。その大胆さには思わず圧倒されました。更には、森本サイダーの「牧場の悲劇」にも期待が寄せられました。子ども向けの視点でおもしろさを追求する彼のネタは、果たして通用するのか？

世代を超えた笑いの難しさ

果たして、今回のアリナシ判定ではどんな結果が待っているのでしょうか。大吟醸が披露した「殺したい人」というネタは、観客の爆笑を誘いますが、審査員からは厳しい意見が寄せられました。また、金の国の卑猥なコントも観客の反応と審査員の評価に差が生まれ、時代の流れを感じさせました。

『脳汁じゅ〜す』の特異な魅力は、このように挑戦し続ける芸人たちの姿勢です。ひとつひとつのネタが持つ背景や意図を考えることで、私たち視聴者も新たな視点を得ることができるのです。時には笑い、時には考えさせられる、そんな番組の深さに触れることができるでしょう。