香水の祭典『サロン ド パルファン 2025』で旅する香りの世界
物価の高騰が続く中、大人たちが求めるのは単なる香水ではなく、日常を超えた特別な体験です。そんな思いに応える形で、伊勢丹新宿店で開催される香水の祭典『サロン ド パルファン』が今秋も登場します。このイベントは今年で13回目を迎え、過去12年間の売り上げは約10倍もの成長を見せており、その背景にはコロナ禍を経て大きく盛り上がった香水文化が存在しています。
このイベントは、単に香水を購入する場ではなく、香水について語り合うコミュニティの舞台となっています。SNS上でも香りやその体験を共有する投稿が溢れ、昨年の『サロン ド パルファン 2024』では、来場者の平均購入本数は3本を超え、中には10本以上を手にする人もいるなど、香水への情熱が高まりを見せています。
今年のテーマは「旅」
2025年のイベントテーマは「旅」。全39ブランドが国別に展開され、来場者は自らの思い出の国や好きな都市に基づいて香りを選ぶことができます。香水は記憶や感情と深く結びついており、香りを通じて旅先の風景や人々との出会いを呼び覚ます力を持っています。
香りとファッションが交差する体験
特に注目すべきなのは、伊勢丹新宿店メンズ館のフレグランスコーナーです。ここでは、香りとファッションが交わる新しい体験が用意されており、新進気鋭のブランドとクリエイター系フレグランスが一堂に集まります。そのラインナップはますます多様化し、自然と「香水沼」へと引き込まれること間違いありません。
香水による特別な体験
サロン ド パルファンでの体験はまさに“香りの聖地”でしか味わえないものです。「香りでの世界旅行」をテーマに掲げたセルフテイスティングブースでは、世界地図を背景に、国ごとの香水を自由に試すことができます。香水は単なる嗜好品ではなく、思い出や夢を思い起こさせる大切な体験として捉えられています。
日本を感じるフレグランス
「リベルタパフューム」の松竹梅セット(33,000円)など、日本の豊かな自然を表現したフレグランスも必見。赤松の力強さを感じる「マツリマツ」、静謐な竹の香りの「イツキタケ」、まろやかでフルーティな「アマノウメ」など、各香りには独自の物語があります。
新しい香りの発見
サロン ド パルファンでは、日本初上陸のブランドも登場します。フランスの「ソルフェリーノ」、ドイツの「ファリーナ」、そして新進気鋭の「メゾン・イルフェ」など、多彩な香りが体験できるチャンスです。これらのブランドは、香りを通して物語を紡ぐことに特化しており、どの香水もまるで一篇の詩や小説のように感じられます。
高級オーダーメイドも体験可能
そして、贅を尽くし、オーダーメイド香水の先駆けとなる「アンリ・ジャック」のブースも要チェック。フルオーダー香水セットの価格は1500万円を超え、限られた人しか体験できない特別な世界が広がっています。
香水がもはや単なる嗜好品ではなく、まさに“香水沼”の熱狂を生み出す文化として根付いていることを物語っています。
まとめ
このように、『サロン ド パルファン 2025』はただの香水販売の場ではなく、香りを通じて旅をしたり、感動を共有したり、多様な文化と出会える特別なイベントです。今年の秋は、ぜひこの香りの祭典に足を運び、香水の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
会場情報や詳細は伊勢丹新宿店の公式サイトでご確認ください。