夫婦の会話がカギ
2025-10-06 11:34:24

夫婦の会話が更年期を乗り越えるカギに!調査結果を紹介

夫婦の会話が更年期を乗り越えるカギに!調査結果を紹介



最近、株式会社ファンケルが行った「更年期に関する夫婦の会話実態」の調査によって、私たちの夫婦関係におけるコミュニケーションの重要性が浮き彫りになりました。更年期を一緒に乗り越えるためには、どのように夫婦で話し合うべきなのでしょうか。

調査の概要


ファンケルは、昨年の世界メノポーズデーを記念して、「FANCL MENOPAUSE ACTION」という更年期世代の悩みに寄り添う取り組みをスタートしました。今年、40〜50代の女性とその夫を対象にし、更年期に対する理解度や会話の実態を調査しました。

この調査によれば、女性は更年期の悩みを特に「夫」に理解してもらいたいと思っていることが分かりました。しかし、実際には多くの夫婦が更年期についての対話を避けていることも明らかです。

夫婦の会話実態


調査の結果、更年期世代の夫婦の65%が平日に話す時間が1時間未満で、その内容は子どもに関する話題が中心であることが判明しました。特に、男性は「体調や健康」よりも「週末の予定」や「趣味・娯楽」に関心を持っている様子が見受けられます。この結果から、夫婦間の健康や体調に関する意識の違いが見えてきました。

更年期を話し合う重要性


更年期について会話を持たない一因は、「どうせ理解されない」という気持ちの存在です。調査では、会話をすることで女性の100%が「理解してもらえた」と実感し、男性も96%が「理解できた」と答えたという結果が出ています。つまり、会話を持つだけで両者の理解度は大きく向上することが分かったのです。

また、74%の女性が更年期について話しにくいと感じており、その背景には理解されないのではないかという不安が影響していることが分かりました。女性の56%が、更年期への理解が不十分であったために夫婦間での衝突を感じたことがあると答えています。これに対して、男性はその感覚を実感していない割合が高いことも、男女間のギャップを示しています。

ポジティブな変化


更年期について夫婦で語り合った後、99%の夫婦が「話せて良かった」と感じたと回答しました。女性の68%が「気持ちが軽くなった」と答えており、さらには90%以上が「今後も会話を続けたい」と考えています。このことからも、話し合いが持つ力がいかに大きいかが分かるでしょう。

まとめ


今回の調査から見えてきたのは、更年期という人生の変化に対して、夫婦間の会話がいかに重要であるかということです。「どうせ分かってもらえない」という思いを超え、勇気を持って話し合うことで、相手への理解が深まり、心理的な負担が軽減し、より前向きな関係を築くことができるでしょう。
今後もファンケルは、このような啓発活動を通じて、更年期への理解を広げ、皆さまが健やかに過ごせる環境作りを進めていきます。


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