ロッテが考える新しい未来
株式会社ロッテ(代表取締役社長執行役員:中島英樹)が、ガーナ共和国のカカオ生産地域での「生理の貧困」の理解と解消に向けた支援を実施しました。本プログラムは、5月28日の「Menstrual Hygiene Day(世界月経衛生デー)」に合わせて行われた「Menstrual Hygiene week Celebration」に協賛する形で進行されました。このイベントは、ガーナのCOCOA HEALTH AND EXTENSION DIVISIONの主催で、様々な活動を通じて地域の教育と啓発を行う貴重な取り組みです。
生理の貧困と教育の関係
アフリカ諸国特有の「生理の貧困」は、多くの女子生徒にとって深刻な問題です。生理用品を十分に購入できないために不衛生な代用品を使用し、結果として感染症や健康問題を引き起こすケースが後を絶ちません。教育の現場でも、生理に関する理解が不足しているため、女子生徒が学校を欠席したり、最終的には中退する原因となっています。この状況はまた、児童労働の要因ともなり、ジェンダーの視点から見るとさらに深刻な課題となっています。
イベントの内容
本イベントでは、専門の看護師を招いたワークショップが開催され、女子生徒はもちろん、男子生徒も参加することで、男女共に生理に関する正しい知識を学びました。このように、全ての生徒が共に学ぶ場を設けることで、地域全体の理解が深まります。また、参加者には生理用品が提供され、必要な支援が実施されました。
意識向上のためのワークショップ
ワークショップでは、生理のメカニズムや生理用品の正しい使用、さらには廃棄方法についても解説が行われ、生理に対するタブー視を和らげ、オープンなコミュニケーションが促進されました。この活動によって、女子生徒が生理を理由に学びを諦めるのではなく、教育を受け続けることができる環境が整えられます。
児童労働撤廃への道
ロッテが本イベントを通じて目指すのは、単に生理の問題を解決することに留まりません。本気で児童労働の撤廃を果たすことに繋がる、女性特有の健康課題に向き合うことです。教育を滞らせない環境が整えば、女子生徒が将来カカオ農家として活躍することも夢ではなくなります。
持続可能なカカオ産業の実現
ロッテは、このプログラムにおける成功を基に、持続可能なカカオサプライチェーンの構築に向けて踏み出しています。ガーナから調達するすべてのカカオ豆では、トレーサビリティの確立を目指し、2025年度には全量を「ロッテ サステナブルカカオ(LSC)」に切り替えることを目指しています。
環境と児童労働への取り組み
ロッテでは、児童労働の撤廃を実現するため、CLMRS(Growing, Monitoring and Remediation System)の導入を進めています。農家からのフィードバックを受け、労働環境を改善し、農法のトレーニングを行うことで農家自身の生活も向上させていきます。このように、持続可能な農業の実現を目指しながら、未来のカカオ農家候補の健康を守り、地域全体の発展に貢献します。
さらなる情報を
ロッテの持続可能なカカオプロジェクトに関する詳しい情報は、特設サイト「A Happy Cycle with Cocoa」を通じてご覧いただけます。私たち一人ひとりの意識が変わることで、未来の子どもたちがより良い環境で育ち、豊かな人生を築いていくことができるのです。ぜひ、多くの方々にこの取り組みに関心を持っていただければと思います。