グッチの新潮流
2025-05-16 11:46:26

フィレンツェが再び魅せる!グッチ2026クルーズコレクションの全貌

フィレンツェが再び魅せる!グッチ2026クルーズコレクションの全貌



2025年5月15日、フィレンツェで行われたグッチの2026年クルーズコレクション発表は、ブランドの深い歴史を感じさせる瞬間でした。この地は、1921年にグッチが設立された場所であり、今なおそのクラフツマンシップと商業の伝統が息づいています。フィレンツェの持つ「花開く」という意味のラテン語の名があり、ブランドにとって特別なインスピレーションの源となっているのです。

今回のコレクションは、フィレンツェの豊かな歴史を反映しつつ、過去と未来をつなぐ表現がなされました。グッチのスタイルは、常に進化を続け、個性の尊重を貫いています。特に、153世紀に築かれた「パラッツォ・セッティマンニ」での発表は、グッチのアーカイブを物語る生きた空間としての役割を果たし、コレクションのテーマを強調します。

フィレンツェの伝統的な織物技術を活かし、ブロケードやジャカード、シルク、ベルベットといった素材が贅沢に使われ、多様性あふれるデザインが展開されました。中でも、コレクションに散りばめられたGGパターンや、洗練されたショルダーラインが顕著で、現代的かつクラシックなスタイルが共存しています。また、レザーグッズはイメージを一新し、ハーフホースビットのデザイン等が新たに登場しました。

新作バッグ「グッチジリオ」は、フィレンツェへのオマージュとして制作されたもので、イタリア語の「ジリオ」を冠した紋章にインスパイアされています。さらに、ポメラートとのコラボによるハイジュエリーコレクション「モニリ」は、クラフツマンシップの哲学が具現化された美しい作品です。

ファッションショーは、イタリア独特の美意識「スプレッツァトゥーラ」が色濃く反映されており、完璧さの中の自然性を追求したスタイルで、常に進化を続けるグッチの美学が訪れる人々を魅了しました。

イベントのフィナーレでは、伝統的な演出を排し、モデルたちはランウェイを離れ、フィレンツェの街へと溶け込んでいく姿が印象的でした。「グッチはフィレンツェであり、フィレンツェはグッチ」という来場者へのメッセージが力強く伝わりました。

会場には、イ・ジョンジェやジャン・ハオ、ジュリア・ガーナ―など、セレブリティたちが華を添え、この忘れがたい瞬間に立ち会いました。グッチの物語は、これからも続き、さらなる創造性をもってフィレンツェとの強い結びつきを生かし続けるでしょう。


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