#ランクアップ #女性経営者 #岩崎裕美子

株式会社ランクアップが築く「全員輝ける」職場環境

2024年11月25日、東京都国際フォーラムで開催された第7回「NEW CONFERENCE」で、株式会社ランクアップの代表取締役・岩崎裕美子氏が「東京女性経営者アワード」の持続経営部門を受賞しました。これは、女性経営者がビジネスと社会貢献で優れた成果を上げたことを称えるものであり、日本国内外で注目を浴びています。

「子育てと仕事」の両立をサポートする企業

ランクアップは、化粧品ブランド「マナラ」をはじめとする「アールオム」「アクナル」を運営しています。岩崎氏の創業理念は「女性でも一生活躍できる会社を作る」ことで、20年前に企業を立ち上げました。現在、従業員の約80%が女性で、その半分以上が子育て中のママ社員です。会社の政策は、長時間労働を排除し、育児支援のための福利厚生制度を充実させることに力を入れています。

このアプローチの結果、育休や産休から復帰する社員の割合はなんと100%を達成。更に、2023年には初の男性育児休業取得者も生まれ、性別を問わない育児支援の先駆けとして注目を集めています。

岩崎氏の受賞コメント

受賞式に出席した岩崎氏は、「自分がずっと昔から叶えたかった、絶対に諦めたくなかった女性が活躍できる会社を作れたので、今回のこの賞は私にとってもとても思い入れがあります。本当に素晴らしい賞をいただき、ありがとうございました！」と気持ちを述べました。また、東京都知事の小池百合子氏からも、「現在世界中で様々な変化が起こっており、これはむしろチャンスです。社会全体で女性が輝ける、そんな東京にしていきましょう」と激励の言葉がありました。

女性の活躍促進に向けた提言

NEW CONFERENCEでは、今後の女性活躍推進に向けた提案も行われました。具体的には、以下の項目が挙げられています。

• - 女性経営者の成長支援を充実させる
• - 女性が活躍できる環境作りを強化
• - 女性の活躍を促進する取り組みを推進
• - 女性経営者の活躍を支援する施策を継続

株式会社ランクアップのさらなる挑戦

今後もランクアップは、育児と仕事の両立支援を強化し、全ての従業員が輝ける環境作りに挑戦し続ける方針です。

「7つの子育てランクアップ！術」

特筆すべきは、「7つの子育てランクアップ！術」という、社内の育児関連制度をまとめたコンセプトです。これにより、男女問わず子育てをしながら働くことへの理解を深め、社員が罪悪感を感じずに制度を活用できる環境を整備しています。

岩崎裕美子の経歴

岩崎裕美子氏は1968年に北海道で生まれ、新卒でJTBに入社した後、広告代理店に転職。しかし、長時間労働による健康面の悩みから、肌の悩みを解消するために自身で化粧品会社を設立。2006年に「マナラホットクレンジングゲル」を販売し、多くの女性から支持を受け、今やアジア全域に展開しています。

会社概要と今後の展望

株式会社ランクアップは2005年に設立され、現在従業員105人、売上高137億円（2024年9月期）を記録しています。今後の取り組みとして、社内制度の更なる充実を図り、より多くの女性に輝く機会を提供し続けることを目指しています。ランクアップの挑戦は、きっと多くの女性に勇気を与えることでしょう。