桂梅團治の45周年記念独演会が心斎橋で開催
四代目桂梅團治が2025年3月から8月の6ヶ月間、DAIHATSU心斎橋角座で芸歴45周年を記念した独演会を開催することが発表されました。この独演会では、梅團治が過去に磨き上げてきた持ちネタの中から、毎月3席ずつ合計18席を披露します。
毎月変わるゲストとの共演
この独演会では、毎月異なるゲストが梅團治の舞台を彩ります。ゲストには、代走みつくに、揚野バンリ、曾我廼家桃太郎をはじめ、歌手の木下結子や女道楽の内海英華、さらに漫画家のいわみせいじが出演。毎月の高座で共演し、共演者とのトークコーナーも楽しめる内容となっています。
DVD発売も予定
独演会の様子はすべて収録され、後日DVDとして販売される予定です。演目を生で見ることができない方や再度楽しみたい方にとって、貴重な機会となるでしょう。発売日や価格については、後日公式に発表がありますので、ぜひ期待しておきたいですね。
チケット情報
チケットの販売は、2025年1月22日から開始されます。全公演のチケットが一斉に発売されるため、興味のある方は早めの購入をお勧めします。また、松竹芸能への電話予約で、全公演分を一括で購入した方には「500円玉入り記念大入り袋」がプレゼントされる特典も用意されています。この特典は電話予約のみの限定になりますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。
独演会のスケジュール
以下に、独演会のスケジュール詳細をご紹介します。
- - 其の壱 (3月23日):演目「花筏」「八五郎坊主」「寝床」
- ゲスト:代走みつくに
- - 其の弐 (4月27日):演目「ねずみ」「野崎詣り」「おごろもち盗人」
- ゲスト:揚野バンリ
- - 其の参 (5月11日):演目「宇治の柴舟」「禁酒関所」「鋳掛け屋」
- ゲスト:曾我廼家桃太郎
- - 其の四 (6月15日):演目「佐々木裁き」「竹の水仙」「代書屋」
- ゲスト:木下結子
- - 其の五 (7月13日):演目「祝い熨斗」「皿屋敷」「平林」
- ゲスト:内海英華
- - 其の六 (8月11日):演目「井戸の茶碗」「鬼の面」「天災」
- ゲスト:いわみせいじ
各公演は、13:30に開場し、14:00から開演します。料金は前売りが2,500円、当日が3,000円となっており、整理番号付き自由席です。これだけ多彩なプログラムを楽しめる機会はなかなかないので、ぜひ劇場でその雰囲気を体感してください。
梅團治の思い
四代目桂梅團治は、1980年に入門して以降、全国各地で多くの落語を披露してきました。自身の45周年の節目に際し、「健康であるうちに落語をし続けたい」との思いからこの独演会を勤めることにしたと語っています。今年が巳年であることもあり、一皮むけた新たな桂梅團治を観客の皆さんに見せる機会として、この独演会を大切にしているのです。
この独演会が、桂梅團治のさらなる飛躍につながることを期待したいものです。ファンの皆様もぜひ、心斎橋角座での熱い高座を見届けてください!