宿泊体験を変える新たなステイウェア「nemaki.jp」
2025年3月12日にスタートする新ブランド「nemaki.jp」は、宿泊体験を一新するステイウェアの提案を行います。運営を手掛けるのは、岡山県岡山市に本社を置く民布合同会社。代表の岩崎恵子氏の理念のもと、「滞在の質を上げるステイウェア」をテーマに展開されるこの新ブランドは、宿泊施設の魅力を引き立てることを目的としています。
ステイウェアの重要性とは?
宿泊施設の空間設計において、家具や照明と同様に「衣服」は滞在体験に大きな影響を与えることをご存知でしょうか。特にパジャマは、実際に身に着けるものであり、ゲストの印象や居心地に直結します。そこで「nemaki.jp」では、宿の個性を反映させるようデザインされたB2B向けのステイウェアを展開します。従来の業務用パジャマのイメージを覆し、耐久性や着心地の良さを両立させることで、滞在時間をより豊かにすることを目指します。
ブランド誕生の背景
ブランド代表の岩崎氏が、全国各地のデザインホテルを訪れる中で感じた漠然とした違和感が「nemaki.jp」の誕生のきっかけでした。素敵なインテリアや建築が施された宿でも、最後に肌に触れる一枚が平凡では、せっかくの体験が台無しになると痛感したからです。そこで、宿のデザインと調和し、ゲストにより深いくつろぎを提供するパジャマを作りたいと思い、BtoB向けのアプローチとしてブランドが立ち上げられました。
提供する高品質なステイウェア
「nemaki.jp」では、宿泊施設向けのオリジナルパジャマを企画し、デザインや素材のカスタムオーダーを可能にすることで、その施設に合った一着を提供します。4種類のトップスと2種類のボトムから自由に組み合わせ、さらには丈の調整やボタン、色の選択、ロゴ刺繍など細部までカスタマイズが可能。国内で製織から縫製まで一貫して行い、業務用洗濯にも耐える耐久性があります。
ブランドの独自性と強み
「nemaki.jp」の最大の魅力は、シンプルでありながら細部にこだわり抜いたデザインと、宿の特徴に寄り添ったカスタマイズの自由度の高さです。宿泊施設にとって大切なのは、空間設計と合わせた「手に取るもの」の質感です。国内の縫製工場で製作されたこのステイウェアは、心地よい触感と共に、宿の魅力を引き立てるスタイリングを提案します。
展開方法と今後の展望
公式ウェブサイトではブランドのコンセプトや詳細情報を掲載しています。宿泊施設は、まず資料をダウンロードし、どのようなパジャマが自分たちの空間にマッチするかを考えていただければと思います。また、今後はBtoC向けのホテルクオリティのパジャマや旅館に向けた新たなステイウェアの開発も進めていく予定です。ブランドの試みとしては、宿泊体験全体を向上させるオプションを揃え、ホテルや旅館の個性を引き立てることを目指していきます。
このようにして、「nemaki.jp」は単なる業務用のパジャマを超え、宿泊施設が大切にする空間設計をサポートし、宿泊体験全体を価値あるものにすることを志しています。宿泊施設の新しい選択肢として、ぜひご注目ください。