AI技術で似合う色を診断する「irofit」
ファッションや美容に敏感な人々にとって、自分に似合う色を見つけることは、スタイルの向上に大いに役立ちます。株式会社デジタルガレージが新たに提供を開始した「irofit」は、AIを駆使した画期的なパーソナルカラー診断サービスです。このサービスは、ユーザーが顔写真を1枚アップロードするだけで、瞬時に似合う色を判定してくれるというもの。これまでの主観的な診断方法と異なり、客観的な分析を行うことで精度の高い結果を提供します。
機能と特徴
「irofit」の最大の魅力は、誰でも簡単に実施できる点にあります。従来のパーソナルカラー診断は、自分自身で肌や瞳の色を選ぶ必要があるなど主観的要素が強く、精度に課題がありました。しかし、「irofit」ではプロのパーソナルカラーアナリストの知見をAIが再現し、短時間で正確な診断結果を提示します。診断では、最も似合う色のグループである「1stタイプ」に加え、次点となる「2ndタイプ」も示され、ユーザーは複数のカラーパターンを比較することで選択肢が広がります。
さらに、APIとWebサービスの2つから導入形式を選べるため、企業はニーズに合わせて利用することが可能です。これにより、個人から企業まで幅広い顧客層に対して、短期間で低コストで導入が可能なメリットがあります。
「balancefit」との連携
「irofit」とともにデジタルガレージが提案しているのが、「balancefit」というサービスです。こちらは顔写真からAIが顔立ちを分析し、ユーザーの印象を4つのタイプ(子供×曲線、子供×直線、大人×曲線、大人×直線)に分類します。これにより、自分の個性をより深く理解し、ファッションやメイクの選択に役立てることが可能となります。
利用シーンと導入実績
すでに多くの化粧品メーカーやアパレルブランドがこの「irofit」を導入し、ECサイトや店舗で販売促進に役立てています。診断を経た後、最適な商品やコーディネートを提案することで、新規ユーザーの獲得や店舗への訪問増加といった効果が実証されています。顧客体験を向上させるための一役を担い、購買意欲を後押しする運用方法も評価されています。
イベント出展
「irofit」は、8月21日から22日にかけて東京ビッグサイトで開催される「店舗・EC DXPO 東京’25【夏】」にも出展します。この場では実際に診断体験ができるほか、導入事例を紹介するリーフレットが配布される予定です。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
将来の展望
今後、デジタルガレージは「irofit」の機能をさらに進化させ、ECサイトやOMO施策など多様な購買接点における価値向上を目指します。また、グループ企業で提供されるEC向けレコメンドサービスとの連携を強化し、ユーザーのパーソナルカラーに基づいた「似合う」商品の提案がより一層実現されていくでしょう。
デジタルガレージは、流通や小売、ブランド各社との協力を通じて、コマース業界の進化と成長に寄与することを目指しています。新しい時代のファッションや美容の選択肢を広げる「irofit」が、あなたのライフスタイルにどのような変化をもたらすのか。今後の展開が楽しみです。