JASRACフェローシップ決定
2026-04-17 13:57:32

JASRAC国際フェローシップが在外研究員に2名を決定、音楽著作権の未来を探る

JASRAC国際フェローシップの第5回募集が決定



日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽著作権に関する研究を促進するための「JASRAC国際フェローシップ」の第5回募集を行い、駒澤大学の小嶋崇弘准教授と学習院大学の佐瀬裕史教授の2名を在外研究員に選定しました。これにより、彼らはそれぞれの研究テーマに基づいて、海外の機関での研究を進めます。

小嶋崇弘氏の研究テーマ


小嶋氏は、「テキスト・データマイニング及び生成AIの学習に係る権利制限規定とスリーステップ・テストとの整合性」というテーマで研究を行います。イギリスのロンドン大学クイーン・メアリー校の商事法研究所に赴き、2026年4月から2027年3月までの間において、著作権の適用について深い知見を得ることを目指しています。特に、生成AIの進展が著作権に与える影響に注目した研究が求められる近年において、彼の研究は非常にタイムリーで重要なものとなるでしょう。

佐瀬裕史氏の研究テーマ


一方、佐瀬氏の研究テーマは「著作権関係紛争の特質に応じた複線的な紛争解決制度構築の基礎的研究」です。ニュージーランドのカンタベリー大学で2026年9月から2027年9月までの期間にわたり、著作権における紛争解決手法について探求します。著作権に関連する様々な問題に対し、より効果的な解決策を考案することが目指されています。

JASRAC国際フェローシップについて


JASRAC国際フェローシップは、著作権法やその関連領域の研究を行う研究者に海外での研究活動を支援するために設立されました。参加者には渡航費、滞在費、調査研究費が支給され、これにより研究の質を向上させ、多様な研究成果が期待されています。

JASRACの歴史と役割


一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、1939年に設立され、85年以上にわたり音楽著作権の管理を行っています。作詞家、作曲家、音楽出版社など、著作権者から委託を受けて、音楽利用者に許諾を与え、利用料を著作権者に分配する役割を担っています。JASRACは、音楽文化の発展を支援するために、著作権の普及活動や調査研究も積極的に行っています。

今後の展望


今回選ばれた2名の研究者が行う研究活動は、音楽著作権に関する重要な知見を提供することが期待されます。特に、AI技術の進化や国際的な著作権紛争が頻発する現代において、彼らの成果が業界にどのように貢献できるのか、注目が集まります。音楽著作権の未来を拓くために、研究の進展を温かく見守りたいものです。


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