ビオックの挑戦
2026-01-06 10:35:10

麹文化を未来へと繋ぐ、ビオックの挑戦と決意

株式会社ビオックの新たな挑戦



2026年、新年の幕開けと共に株式会社ビオック及びその子会社、株式会社糀屋三左衛門の代表取締役社長・村井三左衛門が展望を語ります。室町時代から続く伝統のある種麹メーカーとして、我々は日本の発酵食品文化を未来に繋ぐために挑戦を続けています。

過去一年の振り返り



2025年は、AI技術の急成長、米の不足、そして物価の高騰といった社会的な変動が著しい年でした。こうした変化は発酵業界にも大きな影響を及ぼし、我々もその渦中にあります。特に「麹」という日本独自の文化や技術への関心が世界的に高まっている一方で、国内ではその価値が十分に評価されていない現実を実感しました。

世界に広がる麹文化



株式会社ビオックでは、スペイン・バルセロナで「KOJI THE KITCHEN Academy」を開催し、麹の学問的再定義を試みる「Kojinomy」を提案するなど、新しいアプローチで麹の普及を図っています。また、多くの大学や各機関との協力を通じて、麹の可能性を広げる取り組みを進めています。これにより、かつての位置づけを超えて、麹の持つ多面的な価値を再認識する機会を提供しています。

2026年の目標



2026年は、麹菌が「国菌」として認定された20周年の節目の年でもあります。この記念すべき年を機に、我々はこれまでの取り組みを深化させ、社会に実装する意義を強く感じています。長年、発酵食品は「低価格が当たり前」と考えられてきましたが、製造の現場では労働力不足や物価高が影響を及ぼし、価格構造の見直しが求められています。

当社では、麹が日本の食文化を支える重要な要素であることを再確認し、適正な対価が確立されるよう努力していく所存です。ただ安価であることを目指すのではなく、麹自体の可能性を追求し、それをビジネスへと結実させていきます。

国際市場への挑戦



海外に目を転じると、日本人がいない環境で独自の利用法が形成されています。「koji」は、既に新しい文化として認識されつつあり、日本国内における従来の価格感や供給構造がそのまま通用しないことも少なくありません。そこから学ぶべきことは多く、我々は麹の持つ文化的価値を国際的な文脈で適切に提示し、広げていく必要があります。

未来への展望



我々は、種麹の製造技術を活かし、醸造業界を含む様々な食関連分野と連携しながら、麹の国際市場拡大に果敢に挑戦していきます。新しい文化を創出するための活動が期待される中、引き続き皆様からのご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

会社情報



株式会社ビオックは、愛知県豊橋市に所在し、種麹の製造販売を行う老舗企業です。40カ国以上への種麹出荷実績があり、安全で安定した品質を誇ります。また、異素材との共同研究を進め、食文化に新たな価値を生み出すことに挑戦しています。詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。
株式会社ビオック公式サイト

本年も未知なる挑戦を続け、皆様と共に成長できることを楽しみにしています。


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