オカムラ食品工業、新たな舞台へ踏み出す
株式会社オカムラ食品工業(証券コード:2938)は、青森県青森市に本社を構え、サーモンを中心にした養殖から加工、卸売までの垂直統合型ビジネスを展開しています。この度、同社は『統合報告書2025』を発行しました。この報告書は、2030年までの中期経営目標を実現するために設けられた戦略や取り組みを詳しくお伝えすることを目的としています。
統合報告書とは?
『統合報告書』は、企業が自身の活動や成長戦略を外部に伝えるための重要なツールとなります。オカムラ食品工業は、2022年からこの報告書を発行し、その目的を持続的な企業価値の向上としています。各ステークホルダーとの対話を促進するために、事業内容や企業の存在意義を分かりやすく説明することが求められてきました。
報告書の内容と主な見どころ
今回発行された『統合報告書2025』は、当社グループの中期経営目標2030を核にした内容が特徴です。具体的には以下のポイントが挙げられます:
- - 中期経営戦略の詳細:2030年に向けたビジョンとともに、持続可能性やガバナンスにも触れています。
- - 価値創造プロセス:水産業界における垂直統合型ビジネスの実態や、どのようにして価値を創出しているのかを言語化しています。
- - 社員座談会:養殖事業および海外卸売事業のキーマンたちによる対談を通じて、現場の声を反映した取り組みなどが紹介されています。
- - ラトビアにおける展開:2025年6月に発表した貴重なラトビアの養殖事業に関する情報についても詳述されています。
ステークホルダーとの関係構築
オカムラ食品工業は、今後もステークホルダーとの情報共有を強化し、対話の場を設けることに力を入れていく方針です。コーポレートサイトやSNSを通じて、透明性のあるコミュニケーションを図ります。また、報告書は過去分も含めてウェブサイトで閲覧可能です。
会社概要
- - 会社名:株式会社オカムラ食品工業
- - 設立:1971年8月
- - 所在地:青森県青森市八重田1-6-11
- - 代表者:代表取締役社長兼CEO 岡村 恒一
- - 公式HP:オカムラ食品工業
この『統合報告書2025』は、オカムラ食品工業が描く未来のビジョンを具現化する重要な一歩です。企業の持続可能な成長と、より良い環境・社会の実現に向けた努力に期待が寄せられています。