大学と企業の連携
2025-11-10 11:28:24

明星大学と企業連携が生むZ世代の新たなビジネスイノベーション

大学と企業のコラボが生む新たな価値



東京都渋谷区に本社を構える株式会社Relicと、神奈川県横浜市のエバラ食品が、明星大学の経営学部で行われるアントレプレナー育成プログラムに参加しています。この取り組みは、2025年度秋季カリキュラムに位置づけられた「明星ビジネスイノベーションチャレンジ」という新しい授業の一環。

学生の挑戦を支える実践型プログラム



この授業は、伊藤智久教授が担当しており、学生たちは企業との協働を通じて現実の課題に挑む機会を得ることができます。テーマは「Z世代をターゲットとした新商品またはサービスの企画」。学生たちはリサーチからアイデア創出、仮説検証、プレゼンテーションまでを一貫して経験し、実際のビジネスシーンに即した学びを深めています。

企業の知見を生かしたサポート



エバラ食品は、自社のブランド戦略や生活者理解を学生に伝え、切実なフィードバックを行っています。一方で、Relicはその豊富な新規事業開発の経験を基に、事業創出のプロセスを教育に応用。生成AIを利用したアイデア発想法やリーン型検証手法を通じて、学生にリアルなビジネス経験を提供します。

アントレプレナーシップ教育の拡充



Relicは、「大学・企業・実践」の三位一体のアプローチで、学生が自らのキャリアを主体的にデザインできるよう支援。さらに、スタートアップスタジオ「ZERO1000 Ventures for Students」を開展し、アントレプレナーシップを学ぶ機会を提供しています。この取り組みにより、実際に地域や企業とのコラボレーションを重視し、学生のアイデアを社会に実装する場を提供することが狙いです。

最終発表会と未来の展望



11月13日には、学生たちが準備してきた事業案を発表する最終発表会が予定されており、最優秀チームが表彰されます。このプロジェクトは、アントレプレナー教育の新たな形を模索し続けるRelicの取り組みの一環であり、今後も企業との連携や教育の拡充を図っていく予定です。

企業と大学の連携の意義と今後



明星大学経営学部の伊藤教授は、「学生が実在する企業の商品・サービスの企画に取り組み、実務家からフィードバックを受けることで、論理的な思考力や表現力、創造力を育成する良い機会になる」と述べています。エバラ食品の担当者も、若い世代からの新しい視点が企業価値を引き上げるとの確信を表明。この双方向の交流が、学生や企業にとってもアドバンテージとなるのです。

大学と企業がタッグを組んで新しい価値を生み出す現場を通じて、Z世代の未来を照らす新たなビジネスイノベーションへの期待が膨らんでいます。今後の結果発表や学生たちの成長に注目です!


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