マックスマーラ2026
2025-06-18 12:47:18

マックスマーラが贈る2026年リゾートコレクション「ヴェネーレ・ヴェスヴィアーナ」の魅力

6月17日、マックスマーラはナポリ近郊のカゼルタ宮殿で2026年リゾートコレクション「ヴェネーレ・ヴェスヴィアーナ」を発表しました。このコレクションは、1951年のイタリアを舞台にした映画黄金時代からインスパイアを受けています。

1951年は、イタリアが戦後の復興を果たし、自由で誇り高い女性たちが街を歩く姿が印象的だった時代です。マックスマーラはその年に創業され、当時のイタリア映画界の女性たち、特にシルヴァーナ・マンガーノやソフィア・ローレンの気品と官能をテーマとして、このリゾートコレクションを仕上げました。

コレクションでは、1950年代の映画ヒロインたちから影響を受けたルックが目を引きます。短いショートパンツや、ひし形ポケットが特徴的なサーキュラースカートは、映画『苦い米(Riso Amaro)』の世界を思わせます。また、ポートレートカラーのトップスやストラップドレスは、ソフィア・ローレンのもつ気高さを象徴しています。

特に注目すべきは、ナポリの名店マリネッラとのコラボによるネクタイ柄を新たに解釈したアイテム。シルクパジャマや刺繍コットンのカシミアセーターは、ラウンジウエアを超えたエレガンスが際立ちます。さらに、マックスマーラの象徴ともいえるタイムレスなコートは、ショールカラーやファネルネック、フリンジなど多彩なシルエットを展開し、着る人の個性を引き立てます。

また、クリスタル装飾を施した重厚なパノのガウンや、インナーにボーン入りシルクガーゼを使用したアイテムは、ナポリの情熱を感じさせるドラマチックな美しさを表現しています。ピンクとブルーのキャンディストライプシャツに白い襟をあしらったジャケットが、現代的な男性像を演出し、洒落た魅力を引き立てています。

カゼルタ宮殿のバロック建築を背景に、マックスマーラは「パルテノペの誇り、情熱、そしてエンパワーメント」のテーマでコレクションを披露しました。大理石の階段を舞台にしたショーは、見ごたえがあり、イタリアの美を再確認させる瞬間となりました。コレクションの終幕には、観客から大きな拍手が送られ、マックスマーラの伝統と革新が見事に融合した作品となったことを証明しました。

2026年リゾートコレクション「ヴェネーレ・ヴェスヴィアーナ」は、女性たちに自信と品の良さを与え、過去の栄光を現代に取り入れることで新たなスタイルを築き上げています。このコレクションに込められた思いは、来場者の心にも深く響くことでしょう。


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