アルファー食品が60周年を迎え、新カルチャーブックを発表
島根県出雲市に本社を置くアルファー食品株式会社が2025年に創業60周年を迎えるにあたり、カルチャーブックを全面的にリニューアルしました。この新しいカルチャーブックが、新入社員や既存社員に配布され、企業の理念と文化を共有する重要なアイテムとして位置付けられています。
カルチャーブックの新たな使命
このカルチャーブックは、アルファー食品が長年大切にしてきた「想いをささえる愛情ごはん」という理念を基に、大切な価値を未来へとつなぐ役割を担っています。「食卓に驚きと感動を届けたい」という企業の想いを込めて、社員が日々向き合う姿勢や技術を再確認する一冊となっています。
株式会社イマジナとのコラボレーション
リニューアルにあたっては、株式会社イマジナが支援を行いました。これにより、アルファー食品の文化や理念が社員の心により深く根づくよう、表現やレイアウト、ビジュアルにわたって改善が図られています。内なる価値を言葉にし、未来への指針となるカルチャーブックへと生まれ変わりました。
SDGs特集の追加
リニューアルされたカルチャーブックには、SDGsに関する特集ページも新たに設けられました。アルファー食品が提供する日本の和食文化、特に「お赤飯」「おこわ」「玄米」に関する取り組みや、アレルギー対応、ハラール認証取得についても詳しく解説されています。特に、災害が多い日本において「非常食」の提供がSDGsへの貢献としてどのように役立っているのかを言語化し、可視化しています。
具体的なSDGsへの取り組み
学校給食と日本食文化の継承
アルファー食品は学校給食を通じて伝統ある日本食文化を守り、次世代へと引き継ぐ努力を続けています。特に赤飯や玄米の提供は、健康的でバランスの取れた食生活を送る上で重要です。
防災と減災への取り組み
非常食の提供や防災、減災に関する啓発活動により、災害時にも安心して食べられる選択肢を提供しています。これにより、地域社会の防災意識を高める役割も果たしています。
誰一人取り残さない社会の実現
アレルギーや宗教的背景に配慮した食の提供を通じて、全ての人に安心して楽しんでもらえる商品を目指しています。これにより、 inclusivity が確保されます。
環境配慮を意識した商品開発
アルファー食品は、環境に配慮した商品開発を心掛けており、持続可能な消費を推進するための取り組みを強化しています。
未来への期待
アルファー食品は、出雲の地から「世界中の食卓に笑顔をつくりだす」という企業理念を掲げ、新たな食の価値を創造していく意欲を見せています。このリニューアルを通じて社員一人ひとりが自社の理念を再確認し、さらなる成長の源とすることが期待されています。イマジナはこの想いを実現するため、企業文化の浸透を支援しています。
終わりに
この新しいカルチャーブックは、アルファー食品が未来に向けてどんなビジョンを持っているのかを示す重要なツールです。従業員の心に響くメッセージが詰まったこの一冊は、今後も多くの人々に影響を与えることでしょう。