キリングループが「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」で金賞を受賞！その意義と取り組み

環境サステナブルで先進的な実績を持つキリングループ

キリンホールディングス株式会社は、2025年2月19日に開催された第6回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」において、環境サステナブル企業部門で金賞を受賞しました。これは、キリングループにとって4回目の受賞にあたります。このアワードは、ESG金融や環境、社会事業に貢献した企業や機関を表彰し、その取り組みを広く社会に伝えることを目的としています。

過去の受賞歴と評価の理由

キリングループは、2019年度から2023年度までの過去においても、同部門で金賞を受賞しており、その持続的な取り組みが高く評価されています。審査事務局は、キリングループが気候変動、自然資本、循環経済を統合的に捉えた移行計画を示し、それを分かりやすく伝えている点を評価しています。また、国際的なサステナビリティリーダーとしての姿勢も評価されており、企業理念に基づいたデューデリジェンスを行う姿勢が、他社の模範になることが期待されています。

企業理念と社会課題への取り組み

キリングループは、企業の経営理念として「Creating Shared Value（CSV）」を掲げており、「健康」「コミュニティ」「環境」の3つの社会課題に取り組むことで、持続可能な成長を目指しています。特に、自然の恵みを原材料とする製品を通じて、社会全体に恩恵をもたらすことを重視しています。

新たな環境プログラムの開始

2024年4月からは、「キリンサプライチェーン環境プログラム」もスタート予定で、サプライヤーと連携してGHG Scope3排出量の削減に務めます。このプログラムは、持続可能な供給チェーンの構築に向けた一歩となるでしょう。さらに、環境再生型農業を目指す「リジェネラティブ・ティー・スコアカード」の運用も2024年12月に開始され、農業活動を通じた環境保全の取り組みが期待されています。