2025コスメトレンド
2025-06-11 12:34:00

2025年下半期の美容トレンド@cosmeが明かす最新コスメ予測

2025年下半期の美容トレンド@cosmeが明かす最新コスメ予測



2025年6月11日、株式会社アイスタイルが「@cosmeベストコスメアワード2025下半期トレンド予測」を発表しました。このトレンド予測は、昨今の生活者の意識変化や美容市場の動向を反映したもので、今後の美容トレンドをキーワード化しています。特に注目すべきは、携帯性に優れ、実用的なニーズを満たすミニコスメ、そして秋の肌荒れへの対応です。

主役級ミニコスメの台頭



近年、ミニコスメというコンセプトが大きく注目されています。特に、旅行や外出時に便利なサイズ感が人気の理由です。韓国の人気コスメブランドがコンビニエンスストアとコラボしたことも、消費者の関心を高めました。2025年5月下旬に実施された@cosmeユーザーのアンケート結果では、20代の約31.4%が「ミニサイズの方が魅力的」と回答。さらに、ミニサイズに対する可愛さも支持されています。10代では41.6%が見た目もかわいいと感じているとのこと。

また、@cosme TOKYOの「ミニコスメコーナー」はリニューアル以来、売上が想定の約3.5倍も増加したことからも、消費者のニーズが高いことが伺えます。ミニコスメはただの手ごろな価格の商品に留まらず、新たなブランドとの出会いを提供しています。ユーザーの31.5%が「ミニサイズがなかったら購入しなかった」と答え、57.1%が現品サイズのリピート購入に至ったと回答しています。

マーケティング戦略と今後の展望



多くのブランドが、ミニコスメをマーケティング施策として戦略的に取り入れることが予想されます。特に以前からパウチサンプルを行っていたブランドにとって、ミニコスメは新たな接点を提供し、売上向上にも貢献するでしょう。

NARS JAPANの山中美樹氏は、ミニサイズにフォーカスした売り場展開が新たな顧客との接点を拡大させたと述べています。D&ACEの市沢彩乃氏によれば、ミニサイズ展開はお試し用や持ち運び用として需要が高まるとしています。

これからの季節、生活者は魅力的なミニコスメを手に取りやすい選択肢として感じ、「失敗したくない」という気持ちから需要がさらに増えると考えられます。

秋肌アラート発令中



次に注目すべきトレンドは、秋の肌荒れ対策です。気候変動が影響し、季節の境目が曖昧になった現代、肌のコンディションは不安定です。2025年の上半期には「花粉皮膚炎」という言葉のクチコミが前年比で約4.6倍増加しており、肌荒れの原因としての「花粉」が認識されるようになってきました。肌ダメージの影響は秋まで続くため、この時期の対策が求められています。

また、肌コンディション調査によると、秋の肌荒れを意識する人は全体の約66.4%に達します。これにより、スキンケアブランドも「秋の肌トラブル・乾燥対策」に力を入れています。

特に「春花粉」から視野を広げた「秋花粉」に関する関心も高まってきています。大気汚染や紫外線による影響も無視できず、新たな美容市場として発展する可能性があります。

素髪(すがみ)ケア習慣の重要性



さらに最近注目を集めているのが「素髪ケア」です。髪への関心が高まり、特にヘアケア商品の売上が伸びています。2025年4月には昨年同月比で1.46倍に成長し、THE ANSWERの「スーパーラメラシャンプー&EXモイストトリートメント」が大賞を受賞しました。このトレンドでは、効果実感や成分に対する信頼性が重視され、消費者が髪質や悩みに合わせた商品を選ぶようになっています。

このように、ヘアケアはスキンケアと同様に消費者の意識が高まり、次世代の基礎化粧品としての地位を確立しつつあります。特に髪のUVケアが求められ、トータルでのケアが不可欠です。

2025年の美容トレンドは、ミニコスメや秋の肌対策、そして素髪ケアという新たな視点がキーワードとなります。これからも@cosmeによるトレンド予測から目が離せません。ぜひ、今後の美容製品選びに活かしてみてください。


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