浸透するオイル技術
2025-05-13 11:06:39

コスメディ製薬が新開発した浸透するオイル技術「レシソーム」とは?

新技術「レシソーム」がもたらす革命的なスキンケア



コスメディ製薬株式会社が、従来のオイルの概念を覆す新技術「レシソーム」を発表しました。この革新的な乳化技術は、スキンケアアイテムにおけるオイルの使用感を一新し、すぐれた浸透力を実現しています。

オイルの使い心地に対する課題



多くの人がオイルの使用をためらう理由の一つは、そのベタつきです。オイルが肌の表面に残ってしまうことで感じる不快感は、これまでスキンケア製品において大きな課題でした。特にホホバ油やオリーブオイルなどの天然オイルは、保湿やエイジングケアに優れているにもかかわらず、その「油っぽさ」が消費者の意識を遠ざけてしまっています。

このような背景を受け、コスメディ製薬は、皮膚浸透理論に基づいた「レシソーム」の開発を進めました。実際に、この技術を使うことで、オイルの素晴らしい特性をそのまま活かしながら、スムーズでさっぱりとした使用感を提供することが可能となります。

「レシソーム」とは?



「レシソーム」は、独自のW/W/O型(水中水溶性ポリマーにオイル)小胞を用いた乳化技術です。この方法では、合成界面活性剤を一切使用せず、肌にやさしい「レシチン」を使用しています。これにより、オイル成分がすぐに浸透することが可能になります。

迅速浸透のメカニズム



「レシソーム」は、肌に塗った際に瞬時にオイル成分を皮膚に浸透させることを実現しています。研究では、同量のオイルを配合した「レシソーム」と通常のクリームを比較した結果、約1.5倍の浸透速度が確認されました。この技術を使用すると、肌表面のてかりがなくなり、オイル特有の不快感が軽減されるのです。

高配合と多様な製品展開



「レシソーム」の技術では、オイルの含有量を50%から70%以上に高めることが可能です。この特性により、化粧水、乳液、クリームなど、さまざまなスキンケア製品に応用が広がります。さらに、天然成分の割合も90%以上という高い基準を誇ります。

使用感も進化



この新技術は、肌に塗る際の抵抗感がなく、驚くべき軽さで伸びていきます。その摩擦係数の試験でも、通常のオイルタイプに比べて約3倍の伸び率が確認されています。これは、肌にまるでオイルを塗っていることを忘れさせるほどの使用感を提供します。

今後の展望と出展情報



コスメディ製薬は、「レシソーム」の開発を進め、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルを抱える方々への効果も期待されています。2025年5月には、「第12回化粧品産業技術展(CITE JAPAN 2025)」に出展し、その革新技術をより多くの人に体験してもらう予定です。

肌を大切にしたいすべての人に、コスメディ製薬の新技術「レシソーム」がもたらす明るい未来を感じてもらえることを期待しています。


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