次世代のモノづくりが集結！AFF TOKYO 2025夏の魅力とは

2025年6月9日から11日まで、東京ビッグサイトにて「アジアファッションフェア（AFF TOKYO 2025夏）」が開催されます。主催するのは、埼玉県さいたま市のAFF株式会社です。この国際展示会では、アジア各国から392社・466ブースが出展し、最新のファッションとライフスタイル商材を見ることができる貴重な機会となっています。

多機能素材が揃う展示会

今年のAFFでは、高性能素材や機能性繊維が注目を集めています。アウトドアやスポーツブランドに最適な素材が揃い、温度調整機能を備えた「インテリジェントテキスタイル」も展示される予定です。特に「汗ジミ防止」「防臭抗菌」「UVカット」「防水」「接触冷感素材」など、多岐にわたる機能性を持つ素材が紹介され、ビジネスやライフスタイルに応じたヒントを得ることができるでしょう。

環境に配慮したものづくりが進化

近年、環境問題が大きな関心を集める中、AFF TOKYO 2025夏では「環境価値の創出」に注目しています。再生可能な素材や廃棄物を利用した製品が増え、リサイクルカシミヤやリサイクルウール、再生ポリエステルなど、環境負荷の少ない素材を用いた製品がラインアップに加わります。これにより、サステナブルなファッションがさらに前進することでしょう。

展示される製品には、100%リサイクルPETや海洋プラスチック由来の生地、二酸化炭素を繊維原料に使用したものなどもあります。これらは全て環境に配慮した高い技術を駆使して作られており、ぜひ現地でその目で確かめてみてください。

注目の出展企業

展示会では、特に「AFFセレクション」と「東南アジアエリア」にも注目が集まります。日本市場での豊富な貿易経験を持つ企業が揃い、高品質かつ環境配慮した製品が展示されます。

たとえば、南通宥伽貿易有限公司は、特殊素材を使用したアパレル製品を中心に展示予定。同社は冷感生地やナイトライト生地を得意とし、製品はすべて自社で企画・開発しています。一方、ベトナムのVietnam Xin Dong Xu Apparel Limited Companyは、再生ポリエステルやBCIコットンを用いた製品を展開しており、抗菌・消臭機能も兼ね備えています。