ユニバーサル・スタジオ・ジャパン隣接に誕生する新たなIHGホテル群

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン隣接の新ブランドホテル開発

IHGホテルズ＆リゾーツは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の隣接地で新しいホテル開発プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、鹿島建設をはじめとする4社の合弁会社との協力により実現し、国内最大規模の新築ホテルとして、多くの期待が寄せられています。

トリプルブランドの魅力

本プロジェクトは、IHGが日本国内で初めて導入するトリプルブランド方式を採用しています。つまり、同じ建物内に「インターコンチネンタル」、「キンプトン」、「ホリデイ・インホテルズ&リゾーツ」の3つの異なるブランドが存在します。これにより、客室数は合計で817室に達します。また、各ブランドはそれぞれ異なる魅力やサービスを提供し、旅行者の様々なニーズに応える構えです。

特に「インターコンチネンタル」は、ラグジュアリーな体験を求める方には最適で、屋上プールやフィットネスジムも完備。対して、カジュアルさを求める方には「ホリデイ・イン」がファミリー向けのキッズクラブや屋内プールを提供します。そして「キンプトン」は、スタイリッシュで洗練された空間を求める旅行者にぴったりです。

関西の観光ハブとしての位置付け

新ホテルが位置する地区は、これからさらなる発展が見込まれています。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンだけでなく、夢洲に誕生する統合型リゾートへはボートや車で容易にアクセスできる優れたロケーションです。この場所には、新しいアトラクションやインフラ整備が進行中で、今後ますます集客力が増すことでしょう。

IHGと鹿島建設の強力なパートナーシップ

本プロジェクトの責任者であるIHGのアビジェイ・サンディリア社長は、長年のパートナーシップを基にこのプロジェクトを推進することができることを誇りに思っていると語っています。この新たな施設はUSJのオフィシャルホテルとしての特性を持ち、世界中の旅行者にとっての新たな魅力となるでしょう。

大阪のインフラの進化

新たに開業する3つのホテルは、大阪市内既存のIHGホテルとも近接しており、交通アクセスや観光地への移動が非常にスムーズです。JR桜島線の延伸計画や新フェリーターミナルの開設、関西国際空港の第1ターミナルの改修が進められており、大阪のインフラは着実に進化しています。このような環境は、観光客にとって非常に魅力的です。