川崎市とAED設置
2025-07-01 20:38:24

川崎市とセブン-イレブンが手を組んだAED設置プロジェクトの全貌

川崎市とセブン-イレブンのAED設置プロジェクト



川崎市では、市民の安全を守るため、様々な施策を進めています。その一環として、株式会社セブン-イレブン・ジャパンとの間で、地方のコンビニエンスストアに自動体外式除細動器(AED)を設置する基本協定を結びました。これは、心停止のリスクが高い場所において、必要な時に即座に救命措置を行える体制を整えることを目的としています。

AED設置の背景



日本全国で心停止は突発的に起こることが多く、対処が遅れれば命に関わることもあります。川崎市内の公共施設や学校、スポーツ施設に設置されているAEDは、通常、開庁時や開放時に限られています。そのため、夜間や休日に緊急の事態が発生した場合、すぐに利用できないことが多かったのです。この問題を解消するため、市民が普段から利用するコンビニでのAED設置が急務でした。

セブン-イレブンとの協定



この度の協定により、川崎市内の208店舗で2023年10月からAEDの貸出を開始します。この試みは神奈川県内の政令指定都市で初めての取り組みであり、期待が寄せられています。

さらに、地域のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」からの協力も得て、AED設置店舗にはマスコットキャラクターのロウルを使用した親しみやすいステッカーを掲示することで、設置場所を明確に示します。これにより、緊急時にもAEDの場所が一目で分かるようになります。

AED設置の目的



今回の協定に基づくAED設置は、川崎市内の公共施設に加えて、民間施設でも幅広く対応することが可能になります。令和7年10月には、市内に設置されるAEDは913台に達し、市民にとってますます安心できる環境が整います。

セブン-イレブンの役割



セブン-イレブンは店舗内でのAEDの保管と市民への貸出を行います。店舗の従業員がAEDを貸し出すことは可能ですが、操作方法の説明や現場への同行は行わないため、利用者は事前にAEDの使い方を学ぶ必要があります。つきましては、正しい使い方を知ることが命を守るための大切なステップです。

まとめ



川崎市とセブン-イレブンの新たな取り組みは、地域の安全を向上させる大きな一歩と言えるでしょう。今後も市民が安心して暮らせる環境づくりに貢献するべく、様々な取り組みを応援していきたいものです。今後のスケジュールや設置店舗については、川崎市の公式ホームページで随時情報が公開される予定です。ぜひご確認ください。

問合せ先


川崎市健康福祉局保健医療政策部地域医療課渡邊
電話: 044-200-2420


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