イベリコハムの魅力を体験!東京でのカッティングマスタークラス
東京で初めて開催された「ヨーロッパ産イベリコハム カッティングマスタークラス」が大成功を収めました。この素晴らしいイベントは、イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(ASICI)の企画によって実現し、食文化に対する関心が高まる中、多くの人々が参加しました。
イベリコハムの世界
この特別なトレーニングプログラムは、1月20日から25日の間、東京都内で行われました。約100名の参加者は、イベリコハムとカッティング技術について幅広く学びました。イベリコハムは独特の製造過程を持ち、その背景にはヨーロッパの文化や気候が密接に関わっています。日本では、イベリコハムの普及が進んでおり、このマスタークラスはその重要な一環となりました。
参加者は、イベリコハムの歴史や特長、生産工程について深い理解を得ました。特に、ASICIの副理事が語る内容は、イベリコハムがいかに長い伝統と職人技術によって作られたものであるかを明確に示しました。
受講証を手にする光景
このマスタークラスでは、受講後に公式認定証が授与されるため、参加者たちは学びの成果を実感しました。そして、各自が持ち帰るこの証は、イベリコハムに関する知識と技術を深めた証でもありました。
実技を通じた学び
実技セッションでは、プロのマスターカッター、ズリマ・エステバンが参加者にスライス技術を直接指導しました。ハムの各部位ごとに異なる特性やスライスの方法について学びながら、参加者は実際に手を動かしていく中で、その奥深い魅力を感じることができました。特に、スライスの角度や厚みがどのように風味に影響を与えるかを知ることができ、参加者はその技術に感動していました。
四感を使った体験
また、「感覚分析」というセッションでは、イベリコハムを視覚、嗅覚、触覚、味覚の四つの感覚で楽しむ方法を学びました。断面の美しい霜降り模様を観察し、熟成によって生まれた香りを楽しみ、さらには舌で感じる甘味と塩味の調和を体験しました。このような体験は、単なる試食を超え、イベリコハムの持つ深い魅力を伝えるものでした。
参加者の声
参加者からは「イベリコハムの歴史や製造工程について学び、感銘を受けた」といった好意的な声が多数寄せられました。また、業界の専門家や食に関心がある方たちからも、参加する価値があったとの意見が多くありました。
未来に向けた活動
ASICIは今後もイベリコハムの文化的価値を広めるためのプロジェクトを続け、さらなる活動を通じて輸出拡大と多様な文化への普及を目指しています。2024年から本格的にスタートするキャンペーンに期待が高まります。
これは単なる食のイベントではなく、イベリコハムを通じて食文化を深く学び、楽しむ機会となりました。参加者は、イベリコハムの魅力を一緒に探求し、これからもその魅力を広めていくことでしょう。