ワンピース20周年：個性を育む新たな価値の提供へ

ワンピース20周年：新たなステージへの挑戦

レディースアパレルを展開する株式会社ワンピースが、2025年に創設20周年を迎えるにあたり、ブランドのミッション・ビジョン・バリュー（MVV）を刷新しました。代表取締役の春木晃子氏は、お客様と一緒に「個性を自由に表現できるつながり」を提供する新たな価値に焦点を当て、これからの企業活動に活かす方針を示しています。

この取り組みは、特に近年の社会変化を受けたもので、物にあふれる現代において、人とのつながりの重要性が改めて強調されています。特に40代～60代の女性をターゲットにしたワンピースは、顧客が「自分らしさ」を維持できる環境作りに力を入れています。

次のフェーズへ向けた転換

2020年から続くコロナ禍を経て、企業も従業員のコミュニティ意識が高まっています。ワンピースでは、単なる服の販売を超え、顧客と共に深い幸福感を共有できるエコシステムを築いていくことを目指しています。特に、ブランドが目指すのは、個々が自立し、自分の言葉でおしゃれを楽しみ、人とつながることの大切さを再認識することです。

コミュニティの力

代表者たちの言葉によれば、コミュニティの重要性は、厳しい社会環境においてますます高まっています。情報過多や孤独感を抱える現代社会において、誰かとつながることが、自己の存在意義を確立し、互いに助け合う力となるとのこと。ワンピースは、このようなつながりを深めるために、従業員が当事者として、議論し合意形成を行った結果、今回のMVVが策定されました。

企業コンセプトとミッション

ワンピースの企業コンセプトは「人々の毎日に、幸せや歓びや感動の溢れる世界をつくる」というもので、ミッションには「おしゃれの楽しさ、繋がる面白さを通して幸せをつくり・めぐらせ・広げる」が掲げられています。これに基づき、「自分らしくおしゃれを楽しむ」というビジョンを設定し、顧客とのつながりをさらに深める取り組みを行っています。

新たな挑戦へ

今後のワンピースの活動では、個々の従業員が自分自身の役割を果たしながら、さらなる成長を目指します。また、お客様とのコミュニケーションを通じて、ブランドの価値を共有し、一緒に新しい体験や感動を生み出すことを重視します。これからも「推し活」のように、顧客とブランドとの繋がりを強化し、共に幸福を育む未来に向けて前進していく考えです。