島根県の自然に育まれた若きシンガーソングライター、こはるの新曲『渡り鳥』がついに順次配信され、注目を集めています。本作のMusic Videoは、彼女が敬愛する地元出身の映像クリエイター、篠原 湊翔(MINATO)が制作を担当しました。
こはるは、18歳の時点で既に多彩な音楽活動を展開しており、高校入学と同時に沖縄へ移住したことで新たな音楽のインスピレーションを得ました。彼女が初めて手掛けた楽曲「花風」は沖縄TVのCMに使用され、その才能はすでに多くの耳に届いています。そして、今年の春には上京し、閃光ライオット2025では三次審査へ進出し、今後の活躍が期待されています。
新曲『渡り鳥』では、故郷での思いや道のりを映像と音楽を通じて表現しています。この楽曲は、夢と現実のギャップに向き合う中での孤独や葛藤を描き、リスナーの心に響くメッセージを持っています。キャッチーなメロディと叙情的な歌声が心を揺さぶり、印象的なフルートの旋律が豊かな音楽体験を提供しています。
作品のテーマには、“痛みを抱えながらも、それを翼として新たな空へと飛び立つ”という深いメッセージが込められています。篠原が監督したMusic Videoは、彼女自身の過去と現在が交錯する様子を描き、視覚的にも楽しませてくれます。この作品は美しい島根の風景に囲まれて撮影され、観る者を引き込む魅力に溢れています。
また、同じく島根出身の19歳シンガーソングライターAIKI KAWATSUとの共演によって、二人の物語が語られる中でも、こはる自身の心の旅が浮き彫りにされています。背景に持つ神話的なスポットや文化遺産が象徴される島根の魅力が、この作品をより一層美しく仕上げています。
こはる自身は「過去の自分が積み重ねてきた証が今の自分」と語り、自身の経験や痛みを受け入れることの大切さを伝えています。そして、この楽曲やMVを通じて、同世代のリスナーに勇気を与える存在として姿を見せています。
さらに、篠原 湊翔(MINATO)は「心の中の景色」をテーマにしており、映像表現においてもそのコンセプトを大切にしています。ぼんやりとしたフィルムの質感で過去の記憶を描くことで、視覚的にも感情に訴えかける仕上がりとなっています。
AIKI KAWATSUも、こはるの楽曲に強く惹きつけられ、彼自身の過去や感情との重なりを感じ取りました。二人のアーティストが持つ独自の感性が交わり、互いにインスピレーションを与え合って、新たな音楽の世界を創り上げています。
『渡り鳥』は、こはるの新たな代表作となり、現代を生きる多くの人々が共感できる楽曲として心の中に響いています。リリースは2025年12月10日から開始され、沖縄カーニバルなどのライブ活動も計画されていますので、ぜひ注目してください。こはるの音楽が今後どのように進化していくのか楽しみでなりません。