新プログラム始動
2025-10-31 11:18:27

LA ROCHE-POSAYがん患者支援プログラムを日本で本格始動

La Roche-Posayの新たな社会貢献プログラム



フランスの化粧品会社、日本ロレアルのダーマコスメブランド「LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)」は、がん患者やその周囲の人々を対象にした社会貢献プログラムを日本で始動しました。これは、がんに苦しむ人々のQOL(生活の質)を向上させ、がんに対する社会の意識を高めることを目的としています。

なぜ皮膚のケアが重要なのか?



がん治療は患者の命を救う一方で、副作用として現れる皮膚問題が大きなストレスとなります。最近の調査によれば、がん患者のうち約80%が皮膚に関連する不快感を訴えているとのこと。これは単なる身体的苦痛だけでなく、精神的なストレスの原因にもなるため、治療の中断や心の負担につながります。実際に、約半数の患者が皮膚の副作用によって治療を諦めるという報告もあることから、ラ ロッシュ ポゼはこの問題に真剣に取り組むことにしました。

25年にわたる取り組み



ラ ロッシュ ポゼは25年以上にわたり、腫瘍学の研究を重視し、日焼けから肌を守るだけでなく、がん治療中に生じる皮膚の不快感を軽減するためのスキンケア製品の開発に力を入れています。これまでに13,300人のがん患者と向き合い、16件の研究や72件のポスター発表を行っており、その成果は確かなものとなっています。

オンライン学習コンテンツ「cancer-support.com」



新しいプログラムの一環として、日本ではオンライン学習プラットフォーム「cancer-support.com」が始まります。この無料の学習コンテンツは、がん患者とその家族へのサポートとして、心と体のケア、食事、痛みの管理をテーマにした15分間のセッションで構成されています。受講が進むごとに、1ユーロが国際対がん連合(UICC)に寄付され、知識を得ながら社会貢献ができる仕組みです。

患者への支持と未来への希望



La Roche-Posayは、「cancer-support.com」を通じて、患者が自分の肌に向き合い、適切なケアを受けることをサポートし、精神的な負担を和らげることを目指します。がんに対する認識を高め、皮膚科学に基づいた情報を提供することで、患者がより前向きに治療に取り組める環境を作り出すことに貢献していきます。

今後も、ラ ロッシュ ポゼは皮膚科学と社会貢献活動の推進に努め、がん患者のQOL向上に寄与してまいります。自身の肌のケアを重視し、がんとの共生社会を実現するための取り組みを強化していく所存です。私たち一人ひとりが、がんに対する理解を深め、支え合う社会を作っていくための第一歩を踏み出しましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: スキンケア ラ ロッシュ ポゼ 社会貢献

トピックス(ビューティ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。