ドラマ「それでも俺は、妻としたい」
2025-02-12 15:23:31

リアルな家族の姿を描くドラマ『それでも俺は、妻としたい』の魅力と制作秘話

リアルな家族ドラマの新たな形



『それでも俺は、妻としたい』は、テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマで、毎週土曜日の深夜24時55分に放送されています。この作品の原作・脚本・演出を担当しているのが、朝ドラ「ブギウギ」の脚本でも知られる足立紳です。彼による本作は、リアルな家族の姿を描いた自伝的な内容が特徴で、主演には風間俊介さんとMEGUMIさんがキャスティングされています。

家族のリアルを映し出す02



作品の魅力は、特に風間さんとMEGUMIさんの掛け合いにあります。足立監督も語るように、彼らのリアルな在り方はただの掛け合いでは言い表せないほどの力強さを持っています。息子役の嶋田鉄太君も含め、三人の家族の様子は我々の生活を覗いているような、そんな気持ちにさせてくれます。

「不倫や復讐的な展開は一切ありませんが、家族の姿はどこにでも存在するものです。」と足立監督。個々の人間の弱さや葛藤を真正面から描くことで、視聴者に感情的な共鳴を促す作品へと仕上げたのです。


恥ずかしさを乗り越えて08



監督としての足立さんの挑戦は、実生活のリアリティを追求することでした。自宅での撮影という方法を選んだことについては、実際に自分の家で演じる恥ずかしさを感じながらも、日常の動きがリアルに反映された点が大きな魅力のひとつと語っています。

「自宅での撮影は、普段の生活空間をそのまま活かせたことが新たなリアリティを生み出しました。」と足立さんは語ります。このことは、観客にとっても親しみやすさを提供する要因となっています。


撮影現場の独特な雰囲気06



さらに、撮影現場では監督自らが料理を振る舞うなど、家族的な雰囲気が漂っていたことも特徴です。

「撮影後にはスタッフと私の家で一緒にご飯を食べることが多く、自然なコミュニケーションが生まれました。」と足立さんは振り返ります。


このように、キャストとスタッフの距離感が非常に近く、和気あいあいとした雰囲気で作品作りが進められました。

原作の面白さを活かして07



原作小説は、セックスを含む夫婦のリアリティを描いている点が特にユニークですが、テレビドラマにするにあたって足立監督はさまざまな工夫を凝らしました。原作の肉感的な部分を尊重しつつ、テレビ向けにアレンジを加えることで、一般の視聴者が受け入れやすい内容に仕上げたのです。

「夫婦でいることを諦めないというテーマは変えないようにしました。しかし、このドラマには良いセリフは存在しません。」と足立さん自らが語るように、本作は予測を裏切り、視聴者に新たな印象を与える作品に仕立て上げています。


家族の在り方を問いかける03



第5話へと進むにつれ、豪太の人間的な未熟さが浮き彫りになっていきます。それに伴って、視聴者の感情が揺さぶられるシーンも多数登場しますが、豪太がチカを思う気持ちが根底に流れていることにも注目が集まります。中には、豪太の母親も登場し、夫婦関係に影響を与える場面もあります。

「視聴者の皆さんには豪太の姿を見守っていただけたらと思っております。」という足立監督のメッセージからも、キャラクターの成長と夫婦の絆の大切さが垣間見えます。


最後に04



この作品は、夫婦が少しずつ理解し合い、成長していく様子を描いています。「まずは第3話を観てください」と足立監督が言うように、物語を進めるにつれて、豪太とチカの姿に共感を抱くこと間違いありません。私たちもまた日常の中で、家族の絆や人間関係に悩むことが多いのではないでしょうか。

家族のリアリティを赤裸々に映し出した本作をぜひお楽しみください。


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