舞台『パレード』上演!
2025-08-23 12:25:52

舞台『パレード』が描く若者たちのリアルな共同生活、10月上演決定!

舞台『パレード』の魅力と新たな試み



2025年10月、ついに待望の舞台『パレード』が再演されます!原作は、吉田修一氏の2002年に発表された小説で、第15回山本周五郎賞を受賞し、多くの読者に愛されてきました。2010年には映画化され、さらに2012年には舞台としても多くの感動を呼び起こしました。この名作が、3年の時を経て新たな形でよみがえるのです。

原作者・吉田修一のプロフィール


吉田修一氏は長崎県生まれ。1997年に『最後の息子』で文學界新人賞を受賞し、作家デビュー。その後も『パレード』で山本周五郎賞や、『悪人』で大佛次郎賞を受賞するなど、数々の受賞歴を持つ人気作家です。彼の作品は、普遍的なテーマを扱いながらも、現代の若者たちの心情に深く根ざした物語が特徴です。

脚本・演出:平塚直隆の手腕


本作の脚本と演出を手掛ける平塚直隆氏は、独自の演出で現代演劇を彩る才能豊かな演出家です。彼は、「居酒屋のゆうれい」で北の戯曲賞を受賞して以来、その名を知られるようになり、「ここでいいです」で佐藤佐吉演劇賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝きました。2022年には舞台『パレード』を手がけ、その新たな試みが高く評価されました。

物語の舞台と登場人物


舞台は東京都の2LDKに暮らす5人の若者たちを中心に展開されます。彼らはそれぞれ異なる背景を持ちながら、共同生活を始めます。「うわべだけの付き合い」で満足する彼らの生活は、ひとりの新しい仲間、男娼のサトルが加わることで思わぬ波乱を呼び起こします。

限られた空間での共鳴


『パレード』が原作刊行から20年を経て描くのは、単なるフィクションではなく、私たちの日常そのものです。SNSやデジタル空間で「演じている自分」を使い分ける現代人の姿が、琴美の発言として現れます。舞台の中で、彼らはそれぞれの視点から語られ、繋がりと断絶を浮き彫りにします。

出演キャスト


舞台『パレード』には、魅力的なキャストが集結しています。伊原直輝役は馬場良馬、相馬未来役は岩田陽葵、そして大垣内琴美役を伊藤理々杏(乃木坂46)が演じます。そのほか、小窪サトル役は宮地樹(劇団4ドル50セント)、杉本良介役は安藤夢叶が担当。さらには、女役を佐藤礼菜(劇団俳優座)が演じるなど、多様な役柄に挑む彼らの演技にも注目です。

公演情報


舞台『パレード』の公演は、2025年10月24日から11月1日にシアターHで行われます。チケットは、特典なし11,000円、特典あり13,200円で販売されます。また、リピーター特典や先行販売も用意されていますので、ファンの皆さんはこの機会をお見逃しなく!

今、あなたの目の前に迫る舞台『パレード』。この作品を通じて、若者たちの抱えるリアルな感情や人間関係の複雑さを体感してみてはいかがでしょうか。ぜひ、お楽しみに!


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